チェンジエージェントに訊く
2026年08月28日 NEW
男性ネットワーク卒業生「全員野球」による
企業や役職の垣根を越えた対話の場「WBC」を取材しました

2026年8月28日(金)、男性ネットワーク(男性NW)卒業生「全員野球」によるチェンジエージェント活動「第3回WBC」が開催され、J-Win取材班がお邪魔してきました。
WBCは、男性NW2025年度の卒業生である、チーム「全員野球」が、「世代をまたいだ対話の重要性」という活動成果を実践する場として継続している活動です。名称のWBCは「ワイガヤ・ぶっちゃけ・コミッティ」の略で、会社や世代の垣根を越えて率直に対話することを目的として名付けられました。
今回のWBCには、若手から部長クラスまでの、5社21名が参加。
会場となったアルプスアルパイン様の文化記念館「勝志館(しょうしかん)」には、緑豊かな日本庭園や茶室もあり、落ち着いた雰囲気の中で対話が始まりました。
なお今回、会場を提供し、運営を行ったアルプスアルパインの参加者様は、「第1回WBC」に参加。前回の参加を通じて、その価値ある取り組みを継続・発展させたいとの思いから、「第3回WBC」のホスト企業を務めました。開催にあたっては、「全員野球」メンバーから企画運営面で全面支援を受け、実施へとつながったとのことです。
当日は、異業種・異世代の参加者が一堂に会し、D&Iや働き方、世代間ギャップをテーマに活発な対話を展開。制度や職場風土の違い、世代ごとの価値観、コミュニケーションのあり方などについて率直な意見が交わされ、多くの気づきや学びが共有される会となりました。
■「第3回WBC」 アジェンダ
- 開会の言葉
- 座談会① (40分)
- 座談会② (チーム編成を変えて40分)
- 懇親会
まず開会にあたり、今回の幹事社であるアルプスアルパイン株式会社 生産企画室の青木様から、参加者への歓迎の言葉と、「肩書きや立場を越えて率直に交流できる場として本会を楽しんでいただきたい」とのメッセージが述べられ、会がスタートしました。
続く座談会では、4卓に分かれ、4~5人ずつで対話を開始。業種も年齢もミックスされ、ほとんどが初対面同士での座談会です。
話し合うテーマはあらかじめ6つ設定され、自由に選んで話題を広げていきます。6つのテーマは目に入りやすいよう、テーブル中央に置かれた状態で座談会が行われました。
<6つのテーマ>
01 世代間ギャップ
02 うちの会社のおもしろ制度、取り組み、イベント、福利厚生など
03 うちの会社に入ってよかった!
04 他社の印象
05 世の中こうなったらいいな~
06 最近疑問に思っていること
座談会は各40分間。2回目は席替えを行い、メンバーを入れ替えて実施されました。
最初は少し緊張感のあった各テーブルも、時間が経つにつれて会話が弾み、笑顔や笑い声が増えていきます。リラックスした雰囲気の中で対話が深まっていく様子と、どのテーブルでも参加者が自分事として熱心に語り合っている姿が印象的でした。
また、企業や役職の垣根を越えて本音で語り合えることもWBCならではの特徴です。利害関係のない立場だからこそ悩みや経験を率直に共有でき、「他社との比較によって視野が広がった」「自分の固定観念に気づくことができた」といった声も聞かれました。
最後に、幹事から
「世代や会社を超えた対話から生まれたつながりが、参加者一人ひとりの行動変容や職場でのD&I推進につながり、今後さらに交流の輪が広がっていくことを期待しています。
この取り組みを一過性のものにせず、ぜひ今後も継続していきたいと思っています。今回のご縁を大切にしながら、継続的なつながりを築いていければと思います」
と挨拶があり、第4回WBCへの期待とともに終了しました。
J-Winは、今後も男性ネットワーク卒業生によるチェンジエージェント活動を見守り、その広がりを応援していきます。
■参加者の感想(抜粋)
- 今回のように社外の方々と交流し、自社との違いを知ることはとても有意義だと感じました。自分たちが恵まれている部分に気づくこともできますし、「こんな取り組みもできるのだ」と新たな発見もありました。
- 「上司との関係性」の話が印象的でした。言いたいことを率直に伝えられる人もいれば、昇格や評価を意識して我慢している人もいると伺い、本当に難しい問題だと思いました。だからこそ、私はできるだけ言いたいことを言える環境づくりを意識したいですし、自分の部下たちも私に対して率直に意見を伝えられるような組織にしていきたいと思いを新たにしました。
- 私はこれまで「若い世代は飲み会でのコミュニケーションに抵抗感がある」と勝手に思っていました。でも実際にはそうではなく、「部下と良好な関係を築く場などとして、飲み会を上手に活用している」というお話を若い世代の方から聞けたことが非常に印象的でした。
- 普段社内にいるだけだと、どうしても課題や不満に目が向きがちで、前向きな発信をすることが少し恥ずかしく感じることもあります。しかし、この場に来ると、仕事を前向きに捉え、積極的に取り組んでいる方がたくさんいることを実感し、自分ももっと前向きでいていいのだと気づかされました。
(撮影協力:アルプスアルパイン株式会社様)