女性リーダーの育成活動
女性メンバーによるネットワーキング
J-Winでは、会員企業から、企業の代表者、ダイバーシティ推進責任者、そして女性幹部及びその候補生である女性メンバーを登録いただき、さまざまな活動を展開しています。中でも女性メンバーは、「Women to the Top!」を目標にネットワーキングや相互研鑽を行っています。
定例会
著名な外部講師による講演会や、J-Win OG(卒業生)によるパネルディスカッション、それらを受けてのメンバー同士によるディスカッション、情報交換会など、毎月様々な形で異業種、異職種の交流と勉強会を行う。
分科会
より緊密なネットワークと自主研究を目的に、High Potentialネットワークメンバーはテーマ別分科会のいずれかに所属。分科会ごとに1つの課題を研究し、1年間の成果を会員企業や社会へ還元する。
研究会
Executiveネットワーク、Next Stageネットワークでは、より専門的なテーマを調査、研究する目的で複数の研究会を立ち上げる。1年間の活動ではあるが、研究テーマよって複数年にわたり継続されるものもある。
合宿
女性メンバー全員が、1泊2日のセッションの中で、グループディスカッション、ワークショップなどを行う参加型のセミナー。ファシリテーター、まとめ作業、プレゼンテーションなど、さまざまな共同作業を通して能力アップを図り、一層の交流を深める。
海外研修
海外での女性の活躍状況の視察や、関連諸団体との交流、及び多くの女性ロールモデルに接する機会として、海外研修を行う。視野が広がり長期の目標設定ができたなど、大きな成果が得られるとともに、グローバルネットワークを構築する。渡航自粛期間はオンラインでの海外研修となる。
ラウンドテーブル
キャリアプランや職場での悩み、課題など、さまざまな問題を小人数で話し合うことで、リーダーとしての課題を共有し、問題解決の方向性を探る。メンター的な役割を果たしている場でもある。
企業のD&I推進支援活動
会員企業のダイバーシティ推進支援活動
会員企業のダイバーシティの一層の推進を目標に、ダイバーシティ推進責任者を対象とした各種セミナーや情報交換、ネットワーキングを行っている。また、それらを支援するためにダイバーシティに関するアセットの構築をめざす。
定例会
現状を受け止め、本質的な課題を抽出、ディスカッションによりアクションプランをつくり上げていくのが定例会の活動テーマとなる。CEO会議/実行リーダーの会、男性ネットワークではD&I推進を男性が主体となって、強いリーダーシップのもとで推進する。
分科会
男性ネットワークでは女性活躍を阻む問題「オールド・ボーイズ・ネットワーク」を共通テーマに複数の分科会を立ち上げる。メンバーはテーマ別分科会のいずれかに所属し、その成果は理事会、拡大会議で報告するとともに発表内容を会員企業や社会へ還元する。
ベストプラクティス研究会
D&I推進ベストプラクティスや先進事例の紹介、J-Winダイバーシティ・アワードからの情報提供、さらには特定の課題について会員企業同士が情報を共有し、解決の気付きを得るグループワークを行う。
ラウンドテーブル
会員企業の担当者がD&Iを推進する中で日頃から抱えている課題や疑問について、D&Iに関する第一人者の講師や他の出席者と共有・対話することにより、解決につながるヒントを得る。
ダイバーシティセミナー
ダイバーシティに関する先進的な取組みをしている国や組織の事例について、タイムリーな情報を提供し、かつ日本企業がそこから何を学ぶかを討議するセミナーを開く。
D&I進捗診断
ダイバーシティ進捗状況の数値化・見える化
ダイバーシティの進捗状況を数値化することで、自社の立ち位置とレベルを把握する進捗診断ツール。 女性活躍を阻む3つの問題を解決するために取組領域を定めて数値化(設問数97、配点765点)、これに職位別女性比率などの企業実績(設問数11、配点335点)を加えた総合点1,100点による進捗診断です。
J-Winダイバーシティ・アワード
毎年、D&I推進を経営戦略として位置づけ、女性リーダーを継続的に輩出している先進企業を表彰する。企業のD&I推進活動を対象とする「企業賞(アドバンス部門・ベーシック部門)」と、企業において顕著な貢献をした個人を表彰する「個人賞(経営者アワード・リーダーアワード)」がある。
拡大会議
会員企業の経営トップ、エグゼクティブ、男性管理職をはじめ、各社のダイバーシティ推進責任者、女性ネットワークメンバーが年に1度、全員が集合する会議。関連分野の政財界の方々や研究者などのゲストをお招きし、J-Winアワードの発表と活動報告を行い、ネットワーキングを深める。J-Win活動の1年間の集大成であるとともにダイバーシティ推進の共有の場として毎年500名以上が参加する。
調査研究事業
調査
会員企業や女性メンバーを対象に、必要に応じて国内外の関連団体とも協力連携しながら、ダイバーシティに関する調査研究を行うとともに、ケースによっては個別企業へアドバイスも実施する。
情報の収集および提供
ダイバーシティに関する国内外の情報を収集し、会員企業などが、データを効果的に活用できるよう提供する。
グローバルネットワーク
グローバルリーダーの育成を見据えて、「Women to the TOP!」を掲げるJ-Winでは、グローバルネットワークの構築や海外諸団体との連携を活発におこなっている。
J-Win Executiveネットワークでは駐日女性大使の方々をメンターに、メンバーをメンティとするメンタリングプログラムを実施。グローバルで活躍する駐日女性大使の経験や知見に触れ、自身の成長へと繋げる。
J-Winは、国内や諸外国の行政機関や 団体と連携を結び、女性の活躍を推進。 また、セミナーや講演、広報活動により、 D&Iのすそ野拡大をめざしている。
国内外のネットワークを広げ社会のD&I推進に貢献します。
社会への貢献活動
国、地方自治体、学校等への協力
内閣府男女共同参画局主催のシンポジウム、一般社団法人技術同友会「女性技術者育成功労賞」、中高生を対象とした「リケジョお仕事」フォーラムの開催など、各種の社会的事業にJ-Winとしても参加、セミナーを担当するなど、企業内にとどまらず、行政機関、公的機関への協力と社会への発信を積極的におこなっている。
社会への情報発信、提言活動
J-Winでは、「J-Win Report」を年2回発行。WEBのホームページと合わせてダイバーシティ活動や女性メンバー活動などを紹介。マスコミからの取材も多く、新聞、雑誌、WEB等で紹介されたことから社会的な影響力も高まっている。2007年にスタートした男性ネットワークや2021年からのCEO会議/実行リーダーの会、駐日女性大使メンタリングなどはマスコミから大いに注目を集めた。