Executiveネットワーク
開催日:2026年07月14日 NEW
2026年度 J-Win Executive ネットワーク 7月定例会を開催しました

2026年7月14日(火)、J-Win Executive ネットワーク 7月定例会を、嘉ノ雅 茗渓館とオンラインのハイブリッド形式にて開催し、会場47名、オンライン15名が参加しました。
■アジェンダ
- 活動報告
- ご講演:水野 有平 様
「デジタルネイティブ社会を勝ち抜く経営戦略
〜生成AI時代にこそ求められる生身の人間の価値とそれを活かす組織とは〜」 - Q&A
■ご講演
「デジタルネイティブ社会を勝ち抜く経営戦略
〜生成AI時代にこそ求められる生身の人間の価値とそれを活かす組織とは〜」
水野 有平 様
(元グーグル執行役員・YouTube日本代表、PwCジャパングループ デジタル最高顧問)
今回は、元グーグル執行役員・YouTube日本代表、PwCジャパングループ デジタル最高顧問の水野 有平 様に「デジタルネイティブ社会を勝ち抜く経営戦略 〜生成AI時代にこそ求められる生身の人間の価値とそれを活かす組織とは〜」と題してご講演いただきました。
Google日本法人において役員を務めるとともに、YouTubeの日本代表として、日本展開を牽引されたご経験をもとに、メディア産業の構造変化からAI時代の経営・人材戦略までを、豊富な実例を交えながらお話しいただきました。
YouTubeの立ち上げやクリエイターエコノミー創出の舞台裏を振り返るとともに、「認識AI」「生成AI」「エージェントAI」「フィジカルAI」へと進化するAIの潮流を俯瞰し、AIは単なる技術革新ではなく、企業の競争力や経営のあり方そのものを変える転換点にあることが示されました。
今後は「人」「AIエージェント」「フィジカルAI」という3種類の人材をマネジメントする時代を見据え、AIをITツールではなく新たな「人材」と捉え、仕事の設計やガバナンス、最終責任を企業自らが担うことの重要性が強調されました。
また、既存事業の成功体験にとらわれず、成長市場へ継続的に挑戦する経営判断の重要性についても、Googleでの経験を交えながら力強いメッセージが語られました。
講演後の質疑応答も多岐にわたり活発に行われ、予定時間が短く感じられるほど、参加者に多くの示唆と刺激を与える講演となりました。
■参加者の声(アンケートより抜粋)
- AIの進展について、なんとなく理解していることを体系的にご説明いただけたため、改めて理解が深まりました。個人的に最も響いたのは、「成長領域を選ぶ、決めるのが経営者の仕事」というお言葉。当たり前のことで、まさに自分がすべきことであり、これができる経営者がトップにいるかどうかで、その会社の、その国の将来が全く異なるものとなると再認識いたしました。
- AIの最新状況を知ることができました。さらにわが社でどのようにAIと向き合っていくのか考えさせられる場になりました。
- 昨今のトレンドや各国の取組みも踏まえ、日本で各企業がどうAIを活用し、取り組んでいくべきか、過去のIT化の反省も踏まえ、分かりやすくご説明いただき、理解が進みました。デジタルミュージック等に代表される新しい才能の開花を、AIがどう拡げていくのか、楽しみでもあり、自社も含めて検討しなければと感じました。
- AIに関する「知識」ではなく、「考え方」や「向き合い方」を教えていただき、大変エキサイティングでした。「AIは労働力(人材)。よって、管理が必要。その管理の手綱を外に渡してはいけない」という考え方は、物凄く腹落ちしました。AIの怖さ(静かに失敗する等)についてはあまりケアしていなかったので、今後感度を高めていきたい。