Next Stageネットワーク

開催日:2026年03月19日

2025年度 J-Win Next Stage ネットワーク 第5回定例会を開催しました

2026年3月19日(木)、Next Stage ネットワーク 第5回定例会を開催し、117名のメンバーが参加しました(会場・オンライン)。

■アジェンダ
  1. オープニング
  2. ご講演:「企業変革のジレンマを超えて~経営の変革と再構築を考える~」
    埼玉大学 経済経営系大学院 教授 宇田川 元一 様
  3. 質疑応答
  4. グループディスカッション、代表グループ発表
  5. 総括

今年度の定例会テーマは 「Shift(シフト)」―スピード感を増す社会変化をとらえ、経営者としての視座・覚悟を持つ自己へシフトする―と設定しています。
第5回目となる今回は、「企業変革のジレンマを超えて~経営の変革と再構築を考える~ 」をテーマに、埼玉大学経済経営系大学院 教授 宇田川 元一 様よりご講演をいただきました。

宇田川様は大学で経営戦略論・組織論日本企業の変革やイノベーション推進を研究領域とされながら、同時に大手企業・スタートアップ企業・官公庁の変革のアドバイザーとして実践の場で活動されています。ご講演は理論と実践者の視点からお話いただき、メンバーにとっても理解と納得の連続、あっという間の時間でした。

目先の成果や変革にとらわれず、「それが本当に自社にとって意味のあることなのか」、そして経営課題の根底にあるものは何かを、多角的かつ高い視座から見つめ直す、まさに経営者視点を体感するという参加者にとって大変意義深い機会となりました。

中でも「経営をA面・B面の両面から捉える」のお話は特に印象的だったようで、オンラインチャットでも「自社にとってのB面とは何か」と自問する声が見られ、参加メンバーの関心の高さがうかがえました。

講演後は、本日の目的「経営者として社会を動かす当事者であるという自己認識を確立する」を念頭にグループディスカッションし(一部のグループには宇田川様の飛び入りも)、その後、代表による発表が行われました。

変革や改革が他人事ではなく、自分事にできるか、危機感を持てているかなど、身につまされながらも、自身や周囲の行動を振り返る有意義な時間でした。

■参加者の声(アンケートより抜粋)
  • 効率化優先の自分の組織について再度考えるきっかけになった。
  • 目に見えるものだけにとらわれず、製品やサービスを通じて実現したいことに軸を置いて観察し、ありたい世界を描きながら事業活動に取り組みたいと感じた。
  • 製品やサービスを前面に出しがちだが、「行っていること」-「製品・サービス」=「本当に行っていること」、という定義づけが、自分達が社会に何を残したいのかという問いにつながり大きな学びとなった。
  • 「A面がつまらない」というのは本当にそのとおりだな、と思った。B面について丁寧に伝えることが必要だということと、現場にわかるように伝えていくことが必要だということが身に沁みた。
  • 数字や文字面に目が行きがちだが、本質を見極め、本質を達成するには何が必要なのかを考える(見極める)大切さを学んだ。
  • 良い勝ち負け/悪い勝ち負け、の考え方は今後自身のなかでも確立させていきたい。
  • KPIや業績の達成が目的化すると、企業の存在意義や働く意味が失われる。経営が目指すべきは数字ではなく、希望やPurposeに基づき、人の能力を構築し課題を乗り越えていくことだと改めて感じた。