男性ネットワーク

開催日:2022年11月11日

「2022年度 男性ネットワーク 第8回定例会」を開催しました

2022年11月11日(金)、男性ネットワーク11月度定例会をオンラインにて開催しました。

これまで男性ネットワークの定例会で議論してきた内容から深堀りしたいテーマを選定し、9月に分科会が立ち上がり、本格的に活動が開始されました。前回10月の定例会では各チームに分かれ、分科会の活動計画を立案しました。

今回はその分科会活動の中間報告会です。
以下の12テーマによる各チームの代表が、テーマ、テーマ選定理由、仮説およびその検証方法、現状考えるゴール、この活動で得たいことなどについて報告しました。

  • D&I推進に向けた意識改革・理解の浸透
  • 女性が管理職になりたがらない理由
  • 多様性を活かす組織・風土
  • 管理職のロールモデル
  • アンコンシャス・バイアス改善
  • オールド・ボーイズ・ネットワークの可視化
  • 女性のキャリアアップ意識醸成・意識改革
  • 女性キャリア意識向上
  • 国内外ベンチマーク
  • 男性管理職の意識変革
  • 技術・製造系現場での女性活躍を推進する
  • マイノリティ・エクスペリエンス

内永会長理事各チームの報告後は、内永会長理事によるコメントの時間です。内永会長理事は報告内容から必要なフィードバックやアドバイスをそれぞれ伝えていきました。
各チームはそれを受け、改善すべきポイントを定めて活動計画の見直しを行います。

最後に内永会長理事からメンバーへの期待が伝えられました。

これから分科会で議論が深まっていくと思うが、是非他責にせず自責で自分事として考えてほしい。D&I推進、その第一歩としての女性活躍が進むかどうかは、会社の中核・コアになる皆さんがどこまで腹落ちしているかにかかっている。自分なりの腹落ち感、想いを持ってほしい。
日本のダイバーシティの遅れは日本のカルチャーの問題が大きい。社会の持つ暗黙の価値観やモノカルチャーの文化がバリアになっている。変革しないと生き延びていけない状況の中で、日本の変化への対応力が試されている。ダイバーシティを受け入れられる社会構造に変えられたら、日本も変われるかもしれない。
今後会社を変えていけるキーのステークホルダーは皆さん方だと思う。男性ネットワークの活動を一つのギアとしてがんばっていただきたい。皆さんがD&Iの意義や価値を理解してチェンジエージェントになって、会社を変え、社会を変え、日本を変えてほしい。この活動は日本が変われるかどうかの試金石になると思う。
皆さんに期待している。これからも一緒にがんばらせていただきたい。

参加メンバー感想(事後アンケートより抜粋)
  • 課題や阻害要因の仮説の深堀りがまだ足りないと感じた
  • 無意識のうちに他責にしていることに気づき、さらに自分事として取組むことの必要性を感じた
  • 日本も制度は海外と同じくらい整備されているが、それでも日本が進んでいないのは別の問題があるという点は気づきとなった
  • マイノリティ体験の取組は斬新だと思った
  • 日本が変化することへの対応力を今試されているというコメントには共感した
  • この取組が重要な取組であることを再認識し、当事者意識を持ってのぞむ決意を新たにした

中間報告会でお互いの活動状況が共有されたことから、メンバーそれぞれが新たな気付きや刺激を得て、自身が属するチームの活動への熱意も高まりました。3月の最終報告会に向けて、各分科会チームはテーマについて検証し、それぞれ解決策や提言の検討を進めていきます。