J-Winダイバーシティ・アワード

2025年03月07日

「2025 J-Win ダイバーシティ・アワード」授賞発表!

2025年3月7日(金)に 「2025 J-Winダイバーシティ・アワード」授賞発表を行い、同日に開催された「NPO法人J-Win拡大会議」にて表彰式を執り行いました。
「J-Winダイバーシティ・アワード」には、企業におけるD&Iを推進し、女性リーダーを継続的に輩出している先進企業を表彰する「企業賞」と、企業においてD&I推進と定着に顕著な貢献をした個人を表彰する「個人賞」があります。
2025 J-Winダイバーシティ・アワードを受賞した企業賞の4社と、個人賞の3名、各授賞理由を以下にご紹介いたします。
*企業名・肩書などは授賞当時のものです。

2025 J-Win ダイバーシティ・アワード 企業賞

【アドバンス部門】大賞
三井住友信託銀行株式会社

授賞理由

経営トップは、パーパスの実現のため、DE&Iを経営戦略として強力に推進しており、社員への浸透が進んでいる。全役員による女性社員のキャリア支援を行うサポーター役員制度の導入が、経営層と女性部店長候補の双方の意識向上に奏功している。セクションマネージャーの新設により、マネジメントにチャレンジできる環境を整備。2030年女性部店長比率、全階層での女性比率30%の目標達成に向け、取り組みをレベルアップし加速させている。

【アドバンス部門】準大賞
日本電信電話株式会社

授賞理由

経営トップの強力なリーダーシップによりD&Iを推進している。2025年までに達成すべき女性管理者比率目標からバックキャストし新任管理者比率目標を設定するとともに役員・管理職の報酬に連動させ、その実効性を高める取り組みを行っている。また、経営層育成プログラムへの女性比率を設定しパイプライン構築も進めている。同社グループの取り組みが、日本全体のD&I推進につながることを期待する。

【ベーシック部門】大賞
株式会社PFU

授賞理由

経営トップは、経営方針と長期経営戦略の重要施策としてDE&Iを位置づけ、強いリーダーシップにより推進している。全役員が参加する人材委員会において数値目標の設定から行動目標まで議論、推進しており、直近では女性管理職比率、女性採用比率が増加し、その成果が現れ始めている。DE&I推進実行体制や仕組みをより強化することで、今後さらなる発展が期待される。

【ベーシック部門】準大賞
株式会社商工組合中央金庫

授賞理由

かつての同質性が高く上意下達の企業文化から、組織風土を変革するためにはDE&Iが不可欠という経営トップの信念の下、強力なリーダーシップでパーパス経営に取り組んでいる。全役職員がマイパーパスを掲げ、毎年全員参加型のワークショップを開催するなど、DE&I推進の理解・浸透を図るとともに、各種施策を整備して取り組みを加速しており、今後さらなるDE&Iの進展が期待される。

2025 J-Win ダイバーシティ・アワード 個人賞

経営者アワード:大日本印刷株式会社
代表取締役社長 北島 義斉 様

授賞理由

「第三の創業」として多様な人々が共生する社会に新たな価値を提供するためには、D&Iは不可欠というトップメッセージを発信し続けている。常にD&I推進に真摯に向き合い、新たな取り組みを積極的に取り入れ、「未来のあたりまえ」の実現を目指している。D&I推進への強い思いと変革し続ける実行力に敬意を表する。

リーダー・アワード:大日本印刷株式会社
ダイバーシティ&インクルージョン推進室 室長 根本 和子 様

授賞理由

客観的な根拠に基づいてD&I推進の必要性を説き、経営層との強い連携のもと、グループ全体への浸透と組織全体の意識改革を促進。同社のD&I推進の発展に寄与した。また、メンターとしてロールモデルとして、社内外の後輩に仕事を通して成長することの意味を伝え支援してきた。D&I推進における卓越したリーダーシップと情熱を持って取り組んできた姿勢、これまでの多大なる貢献に敬意を表する。

リーダー・アワード:東京エレクトロン株式会社
人事部 部長代理 竹内 かおり 様

授賞理由

国内および現地法人各社に配置したDE&Iアンバサダーの定例会議を設け、全社のDE&Iマインドを醸成するとともに、強力な推進体制を構築した。また、女性ネットワーク構築や企業文化変革を目的としてJ-Win卒業生が主体となる社内ネットワーク活動「TEL-Win」や、経営層に女性社員の声を届ける活動も継続的に支援している。D&I推進リーダーとしての企画力と実行力に敬意を表する。

2025 J-Winダイバーシティ・アワード ファイナリスト企業 (企業名 50音順)

企業賞における第一次審査の結果、D&I推進の実績と取組状況が進んでいることが窺える企業6社を以下の通り、ファイナリストとして選出しました。

アドバンス部門 イオン株式会社
日本電信電話株式会社
三井住友信託銀行株式会社
ベーシック部門 アルプスアルパイン株式会社
株式会社商工組合中央金庫
株式会社PFU

発表資料(ニュースリリースPDF)