J-Win NEWS

2025年03月25日

J-Win初となる「女性ネットワーク三層合同イベント」を開催しました

2025年3月25日(火)、J-Win女性ネットワーク三層合同によるイベントを浅草橋ヒューリックホール(東京)にて開催しました。このイベントは、次世代を担う女性たちのキャリア形成を支援し、多様な価値観の共有を目的としています。
第1部にはExecutive、Next Stage、High Potentialネットワークメンバー94名と首都圏に所在する複数の四年制大学に通う女子大学生34名が参加しました。

◆アジェンダ
【第一部 : 大学生との交流イベント】
  • 前半:パネルディスカッション
    J-Win所属企業の女性の役員、管理職、管理職候補者メンバーと女子大学生の代表者が登壇
  • 後半:ラウンドテーブル
    すべての参加者がテーブルごとに約4~5名に分かれて、意見交換
【第二部 : 三層メンバーによるグループワーク「未来の企業文化を創造しよう」】
  • グループワーク 「次世代ドリームカンパニー ~未来の企業文化を創造しよう~」 
  • レゴシリアスプレイを活用したワークショップ
◆第一部:大学生との交流イベント

女性ネットワークメンバーと首都圏の四年制大学に通う女子大学生が交流しました。「企業における女性の活躍×キャリア形成」をテーマに、パネルディスカッションとラウンドテーブルが行われ、大学生からは、昇進を目指した理由や、現在の役職に至るまでの経緯、大学時代との意識の変化など、疑問や関心をストレートに尋ねる質問が相次ぎました。ネットワークメンバーからは、自身の経験を踏まえ、大学生たちが抱える不安に丁寧に答えてもらいました。

大学生からは気づきとして 社会に出ることへの勇気がわいた、社会人と自分とはかけ離れた存在に思っていたがそうではなかった、仕事・家庭・趣味のどれかに絞る必要がないとわかった、いつか管理職になってこの場に戻ってきたい、などの積極的な発言が多く聞かれました。

女子大学生、そして女性ネットワークメンバーの皆さんへ
J-Win理事長 横尾敬介

学生の皆さんの堂々とした発言に感銘を受けました。私から伝えたいことは二つです。
一つ目は、「気付き」の重要性です。社会人としての経験、企業で生きてきた日々は「気付き」の連続でした。自己反省や意欲向上、時には挫折もありましたが、常に「気付き」が成長を促しました。 皆さんには、社会に出る前に「ありたい姿」を描き、そこに向けた「気付き」を得るセンサーを磨いていただきたいと願っています。
二つ目は、J-Winでの活動について。 私が理事長を務めるのは、社会を変えたいという強い思いがあるからです。海外赴任の経験から、日本のジェンダーギャップ解消の必要性を痛感しました。男性社会がつくりあげた理不尽さを解消し、誰もが公平に生きられる環境を作りたいと本気で考えています。 大事なことは、「こうありたい」という目標を見つけることです。私自身、常に目標を持ち続けてきました。皆さんも、それぞれの目標に向かって突き進んでください。

◆第二部 三層メンバーによるグループワーク「未来の企業文化を創造しよう」 

第2部では、三層の女性ネットワークメンバー109名によるグループワークが行われました。
「次世代のドリームカンパニー~未来の企業文化を創造しよう~」をテーマに、それぞれの立場で考える理想の企業文化をLEGO® SERIOUS PLAY®メソッドを活用して表現しました。
このワークはレゴブロックを無意識に作ることで潜在意識が表出化し、それを言語化して意識に定着させる流れとなります。
所属や立場を超えた対話を通じて、経営の視点を学び、多様な価値観から多くの気づきを得ることができたようです。

今回のイベントの企画・運営では大学生と社会人が協働で行い、大学生にとっては企業での仕事の進め方を学ぶ貴重な機会になりました。世代や立場を超えた参加者同士が、多様な価値観に触れ、相互に啓発しあうことで、それぞれの気づきや成長につながる有意義な3層合同イベントとなりました。