男性ネットワーク
開催日:2025年12月11日
2025年度 第8回男性ネットワーク定例会を開催しました

2025年12月11日(木)、2025年度第8回男性ネットワーク(男性NW)定例会をオンライン(Zoom)にて開催しました。
男性NWのプログラムも終盤に差しかかり、分科会活動が佳境を迎えるとともに、プログラム終了後の自身の行動にどう結び付けるかを考える時期となりました。
そこで、今回は、本プログラムOB デロイト トーマツ グループ パートナーの栗原 健輔 様をお迎えし、男性NWプログラム参加当時の想い、活動中の学び、プログラム終了後にご自身が立ち上げた社内活動について語っていただきました。栗原さんの講話はメンバーとのコミュニケーションの機会となるよう男性NWメンバー派遣元のD&I推進者にも視聴いただいています。
後半は分科会成果の全体共有として5つの分科会より、アンケートやインタビュー等を通して得た気づきと新たに出てきた疑問を全体で共有。全メンバーからアイデアを募りました。
【アジェンダ】
- 本日のゴールと進め方
- 男性NW OBの講話&質疑応答 栗原 健輔 様(デロイト トーマツ グループ パートナー)
- 分科会成果共有(5チーム)
■ 男性ネットワーク OB 講話
デロイト トーマツ グループ パートナー 栗原 健輔 様
栗原様には、妻の海外赴任に帯同して駐在中のニューヨークから、メッセージを届けていただきました。
2019年当時、東京で、家庭での家事・育児を曜日ごとに分担しながら、ハードな業務も遂行していた栗原様。モヤモヤを感じていた中で、上司の声かけがあり、J-Win男性ネットワークに参加します。
初回の定例会では「D&I推進を女性のためと勘違いしていないか?」「企業の生き残りをかけた経営戦略ということをマジョリティである男性がわかっていない。オールド・ボーイズ・ネットワークがD&I推進を阻害していることに気づいていない」というスピーチがあり、雷に打たれたような衝撃を受けたそう。そのショックと、自身の娘が社会に出た時このままではいけないという父親としての想いも湧き、D&I推進に向け突き動かされたと、活動スタートのきっかけを語りました。
その後、男性NWには2年続けて参加し、プログラム中の気づき、意識の変化など、大きなものを得たとのこと。プログラム卒業後は自社内でもこの想いを広げるべく、独自の男性ネットワークを社内で立ち上げることとなった経緯、またニューヨーク駐在中の現在も継続し参加者が広がっていることについて、事例を交えて語ってくださいました。
「D&Iや女性活躍に関して‟中立の立場“でいるだけでは、男性中心の同質性の高い世界が再生され続けてしまう。男性自身が推進に向けた活動を起こすことが必要」「D&I推進への抵抗勢力には説得は逆効果。いかに共感を得るかが大切。共感を得るポイントは人によって異なるため、推進活動は多様な背景、経験を持つ仲間に広げていくことが肝要」等々、熱いメッセージとチェンジエージェントとしての使命が今年度の男性NWメンバーに託されました。
■男性ネットワークメンバー所感(一部抜粋)
- 反D&Iメンバーに対しては「説得しようとすると逆効果、共感から入るのが効果的」とのアドバイスが大変参考になった。
- 「一緒に日本を変えましょう」というスケール感に圧倒されました。チェンジエージェントとして、実際に自社にてセミナーなどを開催されたという行動力、使命感に感服した。
- OBN(オールド・ボーイズ・ネットワーク)は根深い。D&Iを浸透させるには企業の実権者を協力者にする、女性の活躍が本当に必要と実感してもらうことが必要であり、各社の担当者だけがコツコツと進めるだけでは前進しない。仲間を募っていろんなところでビックウェーブを起こす気概が必要だと思った。
- 実体験の気付きから社内外での活動を拡げていかれたところに感銘を受けた。自分自身も社内でD&Iに関する意識を高める活動が出来るようにしていきたいと思った。
- 自身も一人の親として子供たちにより良い環境を残すために今活動するのだというお考えに共感した。
- 自社内でワーキンググループを作り、共闘する仲間を広げていくプロセスについて驚かされ、また、非常に参考になった。
関連情報:栗原様の活動の詳細についてはJ-Winホームページ特集記事 「チェンジエージェント」栗原 健輔氏に訊く もご参照ください。
次回第9回定例会は年明け、1月9日に開催されます。