High Potentialネットワーク
開催日:2025年09月02日
High Potential ネットワーク9月度定例会を開催しました

2025年9月2日、J-Win High Potential ネットワーク9月度定例会を会場(機械振興会館)とオンラインのハイブリッドで開催しました。
【アジェンダ】
第1部 ご講演 日本アイ・ビー・エム株式会社
取締役副社長執行役員 最高技術責任者
森本 典繁 様
ご紹介 日本アイ・ビー・エム株式会社(J-Winアドバイザー)
髙橋 志津 様
第2部 ワークショップ (個人ワーク・グループディスカッション)
グループ発表
「Future of Computing-AIの今、そして未来を考える」
日本アイ・ビー・エム株式会社 森本 典繁 様
森本様からの「Future of Computing ―AIの今、そして未来を考えるー」と題した講演では、テクノロジーの系譜からAIの発展の歴史をたどることから始まり、生成AIに対する世の中のイメージ、生成AIの正体、AIの急速な発展を可能にしたものは何かと進み、AIを使いこなすか、AIに使われるかは利用者次第であると話されました。
我々もどのような価値の変化が生じるかを見極めるとともに、自らも成長する覚悟が必要だという事が、より深く理解できました。
続いてのワークショップでは、この講演を基に本日のゴールである「テクノロジーの視点を活かし、社会や業務の課題を考えよう」を目指し、グループワークでは活発な議論が、その後の個人ワークを経て、様々な有意義な意見の共有がなされました。
■ 参加者の声(アンケートより抜粋)
- AIはあくまでも人間に知識から出た情報から得ることしかできず、新しいことを生み出すことはできないということ。AIが人間にとってかわるような仕事も増えてくると思うが、あまり怖がらなくていいと思った。あくまでもAIを使うのは人間でありうまく活用していきたいと思った。
- データにならない・なりにくいことはAIに代替されにくい、という当たり前のことに改めて気づきました。また、特に生成AIについては人間が主体でAIはサポートというスタンスでうまく付き合っていかないとならないと感じました。
- AIを超える知識を持つことが不可能ではと考えていたが、AIの仕組みを理解し、万能ではないことを再確認して安心できました。どう活用、共存できるかは、自身のAI理解を深められるかで変わると認識しました。
- チャットGPTも3年後には、更に上回るようなツールが出てくることが想定され、AIは驚異的なスピードで進化し続けていることが驚きであったが、様々な業務がAIに奪われても、人間力は残るもの、という考え方が印象的だった。