男性ネットワーク

開催日:2025年05月27日

2025年度 第1回 男性ネットワーク定例会を開催しました

2025年5月27日(火)、2025年度 第1回男性ネットワーク(男性NW)定例会を会場(エッサム神田ホール2号館)とオンライン(ZOOM)にて開催しました。
第9期を迎え、部門や人事からの推進のほか、自ら手挙げで参加を決めたメンバー、合計97名でスタートしました。
定例会では、最初に横尾理事長からJ-Winの紹介と男性NWの皆さんへの期待を、お伝えしました。後半はグループに分かれ、「『経営戦略』としてのD&I推進とは何か、企業はなぜD&I推進に取組むのか」について各自が考えを述べ合い、大いに盛り上がりを見せました。
これから1年間、このメンバーとともにチェンジエージェントへの道を歩むことになります。

【アジェンダ】
  1. J-Win理事長ごあいさつ
  2. J-Win活動、男性ネットワーク活動紹介
  3. グループディスカッション 「企業はなぜD&I推進に取組むのか」
横尾理事長ごあいさつ

男性ネットワークの目的は、皆さんにD&I推進のチェンジエージェントになっていただくことです。 定例会・分科会等1年間の活動を通じて、経営戦略としてのD&I推進や女性活躍推進がなぜ必要かを一人ひとりが理解し、自分のことばで語れるようになり、企業に戻って、この活動で得たことを周囲に 伝え、共感を得て、仲間を増やし、さらに大きな活動に広げていっていただけると期待しています。

2025年度男性ネットワークメンバー構成

グループディスカッション 「企業はなぜD&I推進に取組むのか」

事前課題として「D&I」「クリティカル・マス」「ジェンダーギャップ指数」などの用語とともに、自社が「なぜ企業としてD&I、DE&Iに取組むと言っているか」について調べた知識などをもとに、グループに分かれ、それぞれの考えを共有しました。

企業や職種の違いから取組の姿勢や進捗が異なるメンバー間でのディスカッションからは以下のような「気づき」が共有されています。

  • 似たような悩みやジレンマを抱えたメンバーとの利害関係のない本音のやり取りは参考になった。
  • D&I推進について、世の中や会社で語られる内容を受動的に耳にしていたが、自らの言葉で他企業のメンバーとディスカッションすることで、それぞれの企業が抱えている悩みなど、共有ができて気づきとなった。
  • 自社と違った取組み、職種による取組みへの温度感、難しさを改めて感じることができました。
  • 多様な価値観という部分でまずは身近なマイノリティー(になりやすい)である女性活躍という部分にフォーカスし活動していくという点が腑に落ちました。
  • 自分の会社の中で身近にあるD&Iの課題をしっかり捉えたうえで、女性活躍や高齢者・障がい者なども含めた多様性を理解して対応しないと、企業として生き残れないし、成長できないと改めて感じた。
  • 企業価値向上、顧客目線の事業など「D&I推進」に取り組む動機が、所属企業ごとに異なることに非常に興味を持った。
  • ディスカッションしていくなかで、職場や事業への具体的落とし込みのイメージができていないことが明確になり、今後、成功事例などを、自社に持ち帰り、どのように浸透させていくかを模索していきたい。

6月3日開催、第2回定例会では上智大学教授 出口 真紀子先生によるご講演「マジョリティの特権を可視化する」を聴講し、更に考察を深めます。