2025年4月18日（金）、19日（土）の2日間、「第12回 女性経営者育成塾 合宿」をホテルメトロポリタンエドモンド（東京都千代田区）にて開催し、塾生17名が参加しました。

■合宿1日目：女性経営者育成塾 第4回ワークショッププログラム

• オープニング
• 白川方明様ご講演「私のプロフェッショナルライフ」
• グループディスカッション
• 白川様とのディスカッション
• 塾生振返り

■合宿2日目：理事長によるアドバイザリーセッション

• オープニング
• 横尾敬介理事長によるアドバイザリーセッション
• 塾生からのメッセージ
• 塾生振返り

私のプロフェッショナルライフ
元 日本銀行総裁　青山学院大学特別招聘教授　J-Win理事
白川 方明 様

合宿1日目は、白川方明様によるご講演で幕を開けました。講演では、日本がこれまで直面してきたさまざまな課題や、日本銀行の果たしてきた役割について、豊富なご経験に基づいた具体的なお話を伺いました。 特に印象的だったのは、総裁として数々の難しい判断を下してきたご経験を、今の視点から冷静に振り返りながら語ってくださったことです。そこには、白川様が仕事を通じて培ってこられた哲学が表れていました。
「好奇心こそが成長の原点であり、その積み重ねが自分なりの考えを育てる。経営者にとって、それが自らの軸となる。」──この言葉には、私たちが目指すべきリーダー像のヒントが込められていたように思います。 講演後には、塾生からも多くの質問が寄せられました。「正しい判断を下すために、冷静さをどう保つのか？」「成長するために必要なことは何か？」など、真剣な問いかけが続き、参加者一人ひとりが自分自身の成長と向き合う時間となりました。

横尾理事長によるアドバイザリーセッション

合宿2日目は、理事長によるアドバイザリーセッションが行われました。
この日は、塾生一人ひとりが、1か月後に予定されている「報告会」で発表する「立志」― 経営者を目指すうえでの活動計画について宣言を行いました。 それぞれの発表に対し、理事長からは計画をさらに現実的で実行可能なものにするための具体的なアドバイスが寄せられ、塾生たちは自分の目標と現在地を見つめ直す貴重な機会となりました。 「経営者とは何か」「そこに至るために、今自分に足りないものは何か」― そうした本質的な問いに向き合う時間となり、塾生たちは一層の覚悟と明確なビジョンを持って、これからの挑戦に臨む決意を新たにしました。

■参加者コメント（アンケートより抜粋）

（合宿1日目：女性経営者育成塾第4回ワークショッププログラム）

• 自分の中で、中長期な視点でものごとを見つめ行動することの重要性が強化された。
• 経営者が自らの軸をもって調整・判断することを学びました。
• 覚悟の強さや貫くべき軸への考え方を学ぶことができました。

（合宿2日目：理事長によるアドバイザリーセッション）

• 不足している考え方を知る事ができたことと併せて、他塾生の状況を知れてさらに自身の成長意欲が刺激された。
• 覚悟という言葉の重要性を改めて感じました。
• 考えが不足していたこと、これからやるべきことを明確にすることができた。