Next Stageネットワーク

開催日:2024年11月21日

J-Win Next Stage ネットワーク 第5回定例会を開催しました

11月21日(木)、J-Win Next Stage ネットワーク 第5回定例会を開催し、102名がオンラインで参加しました。

■ アジェンダ
  1. オープニング
  2. 新井先生のご講演
  3. 質疑応答
  4. グループディスカッション
  5. 振り返り/代表グループより共有

定例会のゴールは『共創:create together』(実践)を通して、学びを深化させ、本質をつかむ力を身につける です。このゴールに向けて今回は 国立情報学研究所 社会共有知研究センター センター長・教授 一般社団法人 教育のための科学研究所 代表理事・所長 新井紀子様をお迎えし、『DX×AI時代の仕事の作り方』をテーマにご講演いただきました。

『DX×AI時代の仕事の作り方』
国立情報学研究所 社会共有知研究センター センター長・教授
一般社団法人 教育のための科学研究所 代表理事・所長
新井 紀子 様

様々な事例を通じて、AIが得意なこと、苦手とすること、さらには、AIに代替されないためには、高い読解力とそこでの判断力が必要であること。またAIをうまく使いこなしていくためには、AIでは出来ないことを理解した上で、補完できる能力を持つ人だということを学びました。

グループディスカッションでは、「自分自身を振り返ると、読み飛ばしていることが多い。また、読み解く力には想像力も含まれるのではないか」などの意見があり、今後のアクションとしては「普段から正しく読むことを心掛ける」ことを共有しました。
新井様より、AIについてわかりやすく説明していただき、またAIを使いこなすために必要な能力についても詳しくお話しいただきました。読解力を高めるためにも著書を読み、AIをうまく使いこなしていく人材を目指していきます。

■参加者の声(アンケートより抜粋)

  • これまでとAIに対する認識が変わり、AIを使いこなすためには自身の読解力・リテラシーが必要なことが腹落ちした。
  • AIを使いこなすためには読解力と判断力が必要であり、適切なトレーニングによって改善する事が分かりましたので、早速取り組みたいと思いました。
  • イノベーションを生むためにAIを活用することは効率もあがり有意義であるが、活用できるためのリテラシーを自身が高めておくことが大切であることが理解できた。
  • 共創によるイノベーションとは、文字通り、1人でやり切ることは不可能であり「対話」を通じて行うことを要す。では「対話」に必要なものは何であるか。それこそ他者・相手の意見を読み解き、その背景や仮説を想像し、自身の言葉に変える力であり、「読解力」「読解リテラシー」ではないかと。1つ次にやるべきこと、意識すべきことが明確になりました。