D&I推進者会議
開催日:2024年11月15日
「2024年度 第5回D&I推進者会議」を開催しました
2024年11月15日(金)、第5回D&I推進者会議をオンラインで開催しました。
今回はCEO会議/実行リーダーの会、男性ネットワークの今年度の活動についてアップデートし、また、前回に続き、D&I推進者有志によるA to Z 研究会、事例研究会について参加メンバーより発表いただきました。後半は事例研究会に関連付けたテーマに分かれ、情報交換を行い、その内容を全体で共有しました。
アジェンダ
- 本日のゴール
- J-Win活動状況の共有
- CEO会議/実行リーダーの会
- 男性ネットワーク
- トップインタビュー ほか
- 研究会報告+QA
- D&I推進 A to Z 研究会
- 事例研究会 「Equityについて」「管理職の働き方改革」
- グループ情報共有
A.「Equity」の理解を進めるための取組
B.「管理職になりたくない」という女性社員への対応策
C.「女性管理職登用に向けた取組」より:「女性部下を後押しできる“上司の育成”」
D.「LGBTQ+」より:「同性パートナー認定/トランスジェンダー対応、規則・取組」
E.「ボトムアップ活動」より:「活動の運営」
研究会報告
■ D&I推進 A to Z 研究会
D&I推進担当歴2年以下の担当者11名が以下8か月のプログラムに取り組んでいます。
株式会社商工組合中央金庫 清水 優花様より、研究会の目標と11月までの活動状況と気づき、今後の活動予定について発表いただきました。
【目標】
- D&I推進者として、なぜD&Iが必要かをメンバー自身が腹落ちし、D&I推進の価値を語れるようになる!
- 必要性を真に理解した上で、自社のありたい姿とそれに向けた施策を具体化する!
■ 事例研究会
特定テーマで直面している課題・疑問に着目し、施策要素について各社事例をQAで徹底共有しようという有志の研究会です。会員企業およびグループ会社のD&I推進者、プロジェクトメンバー等が興味や状況に応じて集まり活発な議論を行っています。
■ 事例研究会テーマ「Equityについて」
アルプスアルパイン株式会社 清水 柚那 様 より研究会活動についてご紹介いただきました。
メンバーでは「Equity」を以下の通り定義付け、共通の認識を図ったこと、メンバー内での議論を発展させ、会員企業のD&I推進者に行ったアンケート結果を鑑みた課題感、それに対応する「Equity」を広げるための活動事例について紹介いただきました。
メンバーで設定した「Equity」の定義
ひとりひとりがいきいきと過ごすことができるように、個々にあった支援をすることで誰もが公平に機会や情報を得ることができる状態にすること
■ 事例研究会テーマ 「働き方改革~管理職の負荷を低減する~」
本テーマは性別に関わりなく「管理職になりたくない」という社員が増えてきていること、その理由として「今の管理職のような働き方はできない/したくない」という声が多いことから設定されたものです。
株式会社ニチレイフーズ 久保 久美子様より「なぜ管理職層が多忙を極めているのか?」「負荷軽減で期待される効果」について説明し、①「管理職の役割明確化と分業化」②「会社としての対応」という負荷軽減に関する提案を行いました。
グループ情報交換
後半は今年度の5つの事例研究会に関連するテーマについて少人数の情報交換を行いました。
A.「Equity」の理解を進めるための取組(説明、施策)
B.「管理職になりたくない」という女性社員への対応施策
C. 女性部下を後押しできる「上司の育成」
D. LGBTQ+関連 同性パートナー認定/トランスジェンダー対応 規則・取組
E. ボトムアップ活動 活動の運営
「自身が新任担当者であるため、A to Z 研究会の内容が興味深かった」「事例研究会報告、情報交換とも自社の課題と重なり、大変参考になった」とのご意見をいただきました。
今回も会員企業の皆さま同士の活動が相乗効果への一歩となったようです。
次回、今年度最後のD&I推進者会議は2025年2月18日に実施予定です。