CEO会議/実行リーダーの会| 企業責任者会議

開催日:2024年11月13日

第13回 実行リーダーの会を開催しました

2024年11月13日(水)、第13回 実行リーダーの会を会場(国際文化会館)とオンラインのハイブリットにて開催しました。

■アジェンダ
  1. オープニング
  2. 実行リーダーご発表
    アズビル株式会社 執行役常務 成瀬 彰彦様
    株式会社DACホールディングス 常務取締役 川﨑 恭子様
  3. 全体ディスカッション
  4. クロージング

今回は会場に10名、オンラインから3名の皆さまにご参加いただき、活発な意見交換が行われました。初参加の2名による実行リーダーのご挨拶に続き、横尾理事長より7月の実行リーダーの会の振返り、J-Win Executiveネットワークとの意見交換を行った9月のCEO会議についてのCEOの事後アンケートのご紹介を実施しました。
今回もテーマは 「意思決定層の多様化に向けた登用の取組の現状と課題」について。アズビル株式会社 成瀬 彰彦様、株式会社DACホールディングス 川﨑 恭子様の2名の実行リーダーよりお取組についてご紹介いただきました。

また、後半はテーマから特に「取組を行いながら、成果が上がらない、うまくいかない点」にフォーカスして全員で討議しました。

■実行リーダーご発表

アズビル株式会社 執行役常務 成瀬 彰彦 様

成瀬様には女性比率を横軸に職種、縦軸に職位というマトリックスで捉え、どこを見ても女性が十分活躍できるようにという命題のもと取組を行っているものの、事業の主力となる機械・電気系の女性の獲得に苦労されていることなどお話しいただきました。その中でJ-WinのOGがプログラムを通して得た学びやマインドを社内に活かそうというアズビル・ダイバーシティネットワークの活動が7期を迎え、数々の提言が社内に展開されていること、またCEO会議が刺激となり早速新たな施策を取り入れていることなどもご紹介くださいました。

株式会社DACホールディングス  常務取締役 川﨑 恭子様 様

川﨑様には1980年代から女性活用を進め、女性社員5割、課長4割、部長3割をいずれも超える女性比率で、いろいろな外部評価を受けながら、2022年にJ-Win参加を決めた経緯、ご自身がJ-Win Executiveネットワークに参加され、女性育成研修を2階層に分け参加者が企画・運営に関わる仕組みを自社に取り入れ活性化させたことをご紹介いただきました。また、その研修の一環としてご自身が率いて実施した海外研修を通じて得た「マイノリティ自らが動く、働きかけることの重要性」について実感を込めて語ってくださいました。

■全体ディスカッション

全体ディスカッションでは今年度のテーマ「意思決定層の多様化に向けた登用の取組の現状と課題」から特に「取組を行いながら、成果が上がらない、うまくいかない点」に着目しました。
「上位職の女性がサポートされている実感が男性に比して低い」「経営層に女性が参加しても旧態依然のマネジメントスタイルが押し付けられる」など進んだ先に潜む新たな課題への取組への示唆が共有されました。