High Potentialネットワーク

開催日:2024年11月05日

第14期 High Potential ネットワーク オンライン(一部リアル)海外研修を実施しました

2024年11月5日(火)~7日(木)の3日間、第14期 High Potential ネットワークの海外研修をオンラインで実施しました。
研修のゴールは「国外、社外の“いま”のグローバル情報を学び、多くのロールモデルを通じて、 ひとりひとり自身のキャリア・ライフプランをアップデートし、自分色で多様性を発揮できるように、必要な行動を明確にする」です。

2024年海外研修スケジュール

今回はオランダからの講演に始まり、アイルランド、ノルウェー、メキシコ(メキシコ大使館にお伺いしてリアル・オンラインのハイブリッド開催)、アメリカ、台湾の6か国からのセッションに加えExecutiveネットワーク・Next Stageネットワークのグローバルで活躍している4名のメンバーによるパネルディスカッションを設けました。
各セッションとも200名以上の参加があり、各講座の後にはグループワークを行い講座で学んだことを振り返り、お互いに意見を交換することで学びを確実なものとしました。

この3日間の研修を通じて「政治、経済、社会、技術、環境 (PESTG)5つの視点からグローバルを理解」、「多くのロールモデルや異文化交流を通じて多様性を理解し、自分の心に響くピースを探求」、「グローバルリーダーを目指すため、“自分なりの新たな・多様な 視点”を得る」という目的を達成できたと多くの参加者が感じています。
長期的なキャリアビジョンにしっかり向き合って考える機会 となり、グローバルへの自らのハードルを下げることができ、経営戦略としてのDE&Iの必要性を強く感じるなど、貴重な経験を得ることができた海外研修となりました。

◆参加者の声(アンケートより抜粋)

  • オランダ
    ジェンダーギャップがもともとあったところから男性の意識の向上をはかり、女性の管理職を増やす法の整備など、規模感が違うといえども積極的に国自体が変化 できていることがすごいと感じた。
  • アイルランド
    国として海外で必要なスキルを明確化し教育に取り入れているという点で国際競争力のある人材を育てようとしている姿勢を日本でも見習う必要があると感じた。
  • ノルウェー
    現在J-Win活動に参加しており、様々な女性とのネットワークができ非常に有意義に感じていますが、ノルウェーでは更に的を絞り、ODAというテクノロジー分野 で活躍する女性を支援する組織ということで、技術職として働く身としては、率直に羨ましいと感じた。
  • パネルディスカッション
    一度に4人のロールモデルを学ぶことができた。Executiveネットワーク2名、Next Stageネットワーク2名 という構成もよかったと思う。「グローバルに働く」ということをもっと身近に感じてもよいと意識変革があった。
  • メキシコ
    女性の人口割合と意思決定の場にいる割合との比較は分かりやすく、上を目指し決定権が与えられる場にいかなければ男女平等は絶対にかなわないのだ と感じた。リーダーは周りに与えられるポジションではなく、自分でつかみ取りに行くものなのだと理解できた。
  • アメリカ
    自分自身を知ること、足りない所を認識して自分をブラッシュアップすること、仕事以外にも自己成長の場を見つけること、全て体現しているAnnaさんを本当に尊敬します。目の前の仕事に追われていますが、自己分析の機会は期初に一回、必ず設けたいと思いました。
  • 台湾
    みなさんが国も移りながら多様な経歴を積み重ねていることに驚いた。ここで働き続けても学ぶことがあまりないと感じたら、コンフォートゾーンから出る。人生にとって何が必要か優先順位をつけ、後悔しない選択をするという感覚は新鮮だった。

全体(海外研修を通して)

  • 自分の人生を自分で舵とりしていくために、これまで考えてこなかった長期的なキャリアビジョンにしっかり向き合って考える機会となったことが大きな成果でした。
  • グローバル人材というと「英語を使って仕事ができる人」という曖昧なイメージでしたが、英語は手段にすぎないと思いました。
  • 世界には素敵な女性リーダーが活躍していることを知った。実際の人物像をとしてみることができた。