女性経営者育成塾・女性技術者育成塾
開催日:2024年03月22日
2023年度 内永塾 合宿 を開催しました
2024年3月22日(金)~23日(土)、「内永塾 合宿」をホテルメトロポリタンエドモント(東京都千代田区)にて、塾生22名の参加により開催しました。
内永塾の目的は「自らが経営者を目指す覚悟を決め、目標と行動を考え実践すること」にあります。
■合宿1日目 : 内永塾第4回ワークショップ プログラム
- ネットワーキング
- ご講演
「私のプロフェッショナルライフ」 元 日本銀行総裁 白川方明 様 - グループディスカッション
- 講師とのディスカッション
■合宿2日目 : ラウンドテーブル プログラム
- ペアワーク
- 横尾理事長とのラウンドテーブル
- 横尾理事長からのメッセージ
- 塾生 振り返り
私のプロフェッショナルライフ
元 日本銀行総裁 青山学院大学特別招聘教授 J-Win理事
白川 方明 様
合宿1日目は、第4回ワークショップから。
元 日本銀行総裁の白川方明様より「私のプロフェッショナルライフ」の演題にてご講演いただきました。
白川様からは、日銀総裁として務められた激動の5年間を振り返り、グローバル危機への対応や共同声明での重要な決断をされた時のぶれない信念や軸について。さらには民主主義のあるべき姿、5年、10年先の政治・社会に与える影響を熟考し、決断する覚悟についてお話しいただきました。
また塾生には、プロフェッショナルとして、組織のトップとして、絶えず意識していたことが、さまざまな事例とともに伝えられました。
塾生からは自分の仕事に哲学を持つという白川様の言葉に感銘を受けた、講師とのディスカッションであらゆる質問に参加者の気持ちを考えて丁寧に受け答えいただいたことが印象的であったなど、多くの感謝のコメントが寄せられました。
合宿2日目は、横尾理事長とのラウンドテーブル
塾生は経営者になるまでの活動計画となる「立志」を力強く宣言し、横尾理事長からは一人ひとりの「立志」に対し、厳しくもあたたかいアドバイスをいただきました。
このラウンドテーブル終了後には、横尾理事長より22人の塾生全員に向け、自身が異動になった時に、自分自身を振り返るために記された「人生ノート」のお話など、これからの塾生のキャリアアップに向けてたくさんの気づきとなるお話しをいただきました。
自らの立志の宣言だけにとどまらず、他の塾生の立志や、理事長のコメントなどからも多くの学びを得ることができたセッションとなりました。
第11期内永塾は合宿を終え、次回はいよいよ最後の会合となる5月の「振り返り報告会」です。「振り返り報告会」では、メンターの皆さまをお招きし、さらにブラッシュアップした「立志」を宣言します。
参加者コメント(アンケートより抜粋)
合宿・1日目
- 「歴史の審判にさらされる人は少ない」ということ。日々自分自身が関わっていることは、些末なことだと考えられる。その時の判断は重要であるが、もっと全体を俯瞰する視点で、おおらかに考えてもいいのだなと思えた。
- 状況で判断するのではなく、自分の内なる声を聞いて行動すべき。
- どんな仕事に対しても哲学をもつことの重要性を再認識した。
- 責任をとるのが自分だとすれば、内なる声に正直に従うことも必要。
合宿・2日目
- ご自身のキャリアの中で、不本意な異動の際、自分自身をしっかり振り返ったこと、見直すきっかけになったこと、腐らずに対応すること、誰かが必ず見ている、ということについては、今の自分自身に置き換えてそのまま行動したいと思います。
- 急がず、焦らず、天の時を待つこと。
- やらなければならない時、「自分の制限をつけない」というお言葉が印象に残りました。
- ゆっくりじっくり考えたり、計画を立てたりする時間を、絶対的に確保する。習慣化する。