Executiveネットワーク

開催日:2024年02月17日

J-Win Executive ネットワーク 2023年度合宿を開催しました

2月17日(土)、J-Win Executive ネットワーク 2023年度合宿を会場(九段会館テラス)とオンラインで開催し、会場45名、Web7名の合計52名のメンバーが参加しました。

【合宿の目的】

2023年度JEN活動の振り返り、目標の確認、目標に対する振り返り、今後のアクションの考察。

【テーマ】

JEN研究会等の活動・研究内容を踏まえて、
2050年の日本・世界をよくするために、私(私たち)は何を行うべきか。

開会宣言は横山幹事長から。2023年度の目標と方針をあらためて共有され、Executiveネットワークの「圧」を活かして、一丸となり、「一人一人が組織・社会に変革を導く、輝くエグゼクティブ」になりましょうというメッセージが出され、合宿はスタートしました。

■アジェンダ

  1. 開会 / 本日のスケジュール
  2. 幹事長開催挨拶
  3. 横尾理事長ご挨拶
  4. 活動報告/ディスカッション
  5. 理事ご講評(白川理事)
  6. グループ発表/ディスカッション
  7. 行動変革宣言作成発表
  8. 理事ご講評(坂東理事)
  9. 理事長ご講評(横尾理事長より)
  10. ご講演
    「WX(Well-being Transformation)~これからのWell-beingな生き方、組織づくり、地域づくり~」
    株式会社YeeY 共同創業者代表取締役
    元)ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長
    島田 由香 様
  11. 質疑応答、写真撮影
  12. 講師を交えて懇親会

横尾理事長からのご挨拶、2023年度の活動報告に続き、この後のディスカッションのためにインプットとして、4つの研究会「日本近現代史と憲法研究会」「これからの日本を考える研究会」「日本文化研究会」「崖っぷち日本を考える研究会」の活動報告がたっぷり時間をかけて行われました。
また、今年度、メニュー化して、Executiveネットワーク全員が6チームに分かれて取り組んだ、グローバルネットワーク活動では、「駐日女性大使とのメンタリング」「大使館等とのコラボイベント」「グローバルテーマイベント」「海外視察」「グローバル化分析・議論」「研究会コラボ」の6つの活動報告が行われました。

午後は、当日参加のJ-Win理事を交えて、「2050年の日本・世界をよくするために私(私たち)は何を行うべきか」をテーマにグループディスカッションを行いました。
メンバーは、事前に出された課題本と、「グローバル化分析・議論」チームから提供された膨大なデータを元にまとめてきた自分の考えを、お互いにぶつけ合い、活発な議論が展開されました。
グループディスカッションの最後には、自らの「行動変革宣言(Executiveネットワークとして、私自身として)」をまとめ、行動計画へとつなげることが出来ました。

「WX(Well-being Transformation)
~これからのWell-beingな生き方、組織づくり、地域づくり~」
株式会社YeeY 共同創業者代表取締役
元)ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長

島田 由香 様 

島田様からのご講演では、Well-beingな生き方/Well-beingな組織づくり/Well-beingな地域づくりをメインに、取組まれてきた具体的な事例や新しい視点について提供くださいました。 「悩み」を「望み」に変え、脳が喜ぶ選択をすることで結果的にWell-beingな生き方に繋がるというお話や、組織におけるPERMAアクション、従業員のWell-being向上のための具体的なアクションなど、日々の実践に即した内容が盛り込まれていました。 これらの内容は、企業経営に携わるExecutiveネットワークメンバーにとって、自社のあり方を考えるきっかけになり、これからの活動に向けた大きな原動力となりました。 講演後の質疑応答では参加メンバーから次々と熱心な質問が寄せられ、島田様からは、時間が許す限り、丁寧にご回答いただき、アドバイスとエールを送っていただきました。 合宿を終え、メンバーはより一層結束し、具体的な行動計画を持つことでExecutiveネットワークが「やるべき方向性」を見出しました。
この結束と行動変革宣言を胸に、これからも成果を上げていく決意を新たにしました。

参加者コメント(アンケートより抜粋)
  • 各活動発表からは様々な気づきをいただき、日頃からも事前準備でも自身の想いの至らなかったことが多く含まれていて大変参考になりました。2050年の世界を担う世代はすでに生まれている。この子どもたちに対して今行う教育が重要である。これからの日本はどうあるべきかを未来創造思考で考え論じ、企業価値向上と未来価値創造の両立をしていく必要があることを痛感しました。
  • JENメンバーの能動的で主体的な発言、考え、行動に大いに触発されました。自分自身が変わり、動き、発言するという行動を通してしか結果は生まれないと、改めて感じました。皆さんの主体性と責任感から多くの学ぶをいただきました。
  • この一年間、定例会に加え、特に研究会(崖っぷち、日本文化)での学びや議論、グローバルNW等の活動報告を聴いて、JEN組織メンバーの成長・成熟を実感した。
  • 坂東久美子理事の「人生100年時代。最初のステージ終わってもそのあとの社会参画が重要。次のステージを見据えながら視座を高め、力をつけてほしい。」というメッセージが心に響きました。何歳になっても次のステージを見据えて、一生勉強し、努力し、成長し続けていきたいと感じました。
  • 島田由香様の講演が大変勉強になった。Well-beingを高める取り組みを推進し、業績アップにつなげていきたいと強く思いました。
【島田 由香 様 ご略歴】

慶應義塾大学卒業後、パソナを経て、米国コロンビア大学大学院にて組織心理学修士号取得。日本GEにて人事マネジャーを経験し、2008年ユニリーバ・ジャパン入社。2014年より取締役人事総務本部長に就任。人のモチベーションに着目し「WAA」など独自の人事施策を多数実行、同社はForbes WOMEN AWARDを3年連続受賞した。2017年に株式会社YeeYを共同創業し代表取締役に就任。マーティン・セリグマン博士やエド・ディーナー博士、タル・ベン・シャハー博士などウェルビーイング研究の世界的権威を招聘したカンファレスを行うなど、日本企業や社会のウェルビーイングリテラシー向上に貢献。企業の経営支援や人事コンサルティング、組織文化の構築支援などを通じて、日本企業のウェルビーイング経営実現に取り組んでいる。自身も1年の半分近くをワーケーション先で過ごすなど地域活性に情熱を燃やし、地方自治体の組織コンサルティングやワーケーションなどのコンテンツ開発支援、地域住民のウェルビーイングを高める仕組みづくりを行う。また、内閣官房 行政改革推進会議有識者議員をはじめ、内閣府、総務省、林野庁、観光庁、その他 地方自治体などにも有識者として招聘される。日本の人事部「HRアワード2016」企業人事部門 個人の部 最優秀賞。「国際女性デー|HAPPY WOMAN AWARD 2019 for SDGs」受賞。ディップ株式会社 社外取締役、Team WAA! 主宰、Japan Positive Psychology Institute 代表、一般社団法人dialogue 代表理事、合同会社NOTONO 代表。