7月20日（木）、J-Win Next Stage ネットワーク2023年度 第1回定例会を会場（ビジョンセンター東京 京橋）とオンラインにより開催。会場29名、オンライン155名、合計184名のメンバーが参加しました。

2023年度 Next Stage ネットワークの定例会テーマは「デジタルとDXを考える」。
ビジネス環境の変化とともにグローバルな視野を持ち、多様性を受容できるグローバルリーダーになることが求められています。だからこそ、メンバー自身がグローバルリーダーとなり、企業や組織を成長させるために必要な「デジタルとDX」への理解を深めることが大切になっているのです。

■ アジェンダ

1. 開会/講演者ご紹介
2. ご講話（60分）
   「縮小均衡の日本からグローバルの世界へ」
   NPO法人J-Win会長理事　内永ゆか子
3. 個人での振り返り（10分）
4. 質疑応答（30分）
5. 閉会

第1回定例会では、グローバルなフィールドにおいて様々なご経験をされてきた、内永ゆか子会長理事をお迎えし、「縮小均衡の日本からグローバルの世界へ」の演題でご講演いただきました。

「縮小均衡の日本からグローバルの世界へ」
NPO法人J-Win　会長理事
内永　ゆか子

世界はDXにより急速にフラット化している。製品・サービス・情報の提供者の地理的位置が関係しない時代になってきており、市場、競争相手などのルールが激変している。マーケットのグローバル化に伴い、お客様のニーズの多様化、企業対応としての多様化が必要である。
そのためには多様な価値観を持つ社員から提案されるアイディア、そして多様な人材による活発な議論が必要であり、それがイノベーションの創出へと繋がっていく。 組織活性化の鍵となるのは「ダイバーシティ」であり、女性活用はその一歩となる。

グローバル環境でリーダーシップを発揮するために重要なのは、常に疑問を持ち続け、新しい視点と思考を追求すること。 真のグローバルリーダーに成長するためには ”論理的思考力”、”抽象化能力”、”既存の価値観にとらわれない発想”などが必要です。

これからの世の中、国内ばかりに目を向けていては立ち行かなくなり、グローバルにおいてもリーダーシップを取らざるを得ない状況になっていきます。
だからこそ現在の日本の危機的な状況を理解し、グローバルに目を向け、グローバルなリーダーシップとはどういうことなのか、何が重要なのかを真剣に学ばなければなりません。

ご講話を通じて、女性活用の意義、リーダーシップを取るために必要な要素・意識・在り方を詳しく教えていただきました。さらには具体的な5ステップをご提示いただき、グローバルリーダーを目指していくメンバーにとっては、この先のゴールイメージを深く認識することになりました。

ご講演後はメンバー自身の振り返りタイムと質疑応答の時間が設けられました。デジタルとDXのテーマにおいて日本が取り組むべきこと、また、我々がグローバルリーダーとして成長していくために必要なことについて、内永会長理事との熱い議論が交わされました。

今回の定例会ではグローバルでリーダーシップを発揮し、活躍するための必要な視点や要素について学びを深め、メンバー自身が振り返りを行い、力をつけていくためのアクションプランを考える機会となりました。