2023年1月17日（火）、「2022年度 第6回　J-Win Executiveネットワーク 定例会」を会場（アークヒルズ）とオンラインのハイブリッド形式にて開催し、会場27名、オンライン21名、合計48名が参加しました。

第1部　定例会

第1部では、活動報告や今後の活動予定が共有されました。

第2部　講演　『沈む日本を救う「トータルライフサポート」と「プロジェクト仁」』
医療法人社団KNI理事長　北原茂実氏
北原RDクリニック院長　北原優香子氏

第2部では、医療法人社団KNI理事長の北原茂実氏、その医療法人の施設である北原RDクリニック院長 北原優香子氏ご夫妻をお招きし、ご講演いただきました。

北原優香子氏　ご講演　「女性リーダーの健康管理」
医療法人社団ＫＮＩ 検査専門クリニック、「北原ＲＤクリニック」の院長である北原優香子氏が、Executiveネットワークメンバーに向け、健康管理についてお話しくださいました。
健康管理は経営と同じ。常識にとらわれずに新たな方法に変え、チャレンジすることが必要、として、メンバーに必要な健康管理方法をご教授いただきました。中でも、40分速足で歩くなどの、心拍数を120に上げる運動を週3回行うと、海馬が2％増え、認知症予防になる効果も得られるという健康管理方法は、参加したメンバーたちがぜひ取り組まねばと一人ひとり心に刻む内容でした。

北原茂実氏　ご講演「沈む日本を救う『トータルライフサポート』と『プロジェクト仁』」
1995年に八王子に北原脳外科病院を開設し、現在は八王子市内に4施設、宮城県東松島市に1施設を経営している医療法人社団KNIの理事長である北原茂実氏は、「トータルライフサポート」など、日本の医療制度の枠にとらわれない革新的な医療事業を手掛けていらっしゃいます。
茂実氏は、新型コロナウイルスについての医学的見地や、感染症対策において改めて見えてきた日本の医療制度の問題点、その解決に向け、北原グループが取組んでいる「トータルライフサポート」についてなどお話しいただきました。
北原グループの拠点病院がある八王子を「Blue　Zone City（90歳を過ぎても世界平均より元気に生きている町）」にするために、病院内の取り組みに留まらず、地域ぐるみで社会を変えるべく挑戦を続ける北原茂実氏の姿勢に、メンバーたちは皆、深く感銘を受けました。日本のあるべき姿だけでなく、海外事業を展開するお話など、医療を軸にしながらもそれに留まらないお話に引き込まれるうちに、あっという間に講演時間は終了しました。

Executiveネットワークメンバーが企業リーダーとして活躍できるのも、健康であればこそ。自身の健康を守る生活について振り返り行動につなげる機会となると共に、医療という切り口から今後の日本を展望することもできた、大変内容の濃い定例会となりました。