2022年11月29日（火）、第7回実行リーダーの会を会場（国際文化会館：六本木）とオンラインのハイブリットにて開催し、会場5名、オンライン７名、合計12名の方にご参加いただきました。

「実行リーダーの会」のメンバーは、J-Win「CEO会議」にご参加いただいている企業のD＆I推進担当役員の皆様です。現在18社18名が参加し、 CEO会議の内容に基づき、D&I推進を加速させるための情報を共有し知見を高めています。
第7回目となる今回は、9月に行われた第5回CEO会議で共有された「全役員の当事者意識とコミットメント」についてさらに深堀りするために、自社の役員を巻き込んでの取組や課題などについて共有しました。

アジェンダ

1. これまでの振り返り
2. 本日のテーマ「D&I推進・浸透への全役員の巻き込み、当事者意識の醸成」についての自社の取組の共有
   • NPO法人J-Win　横尾敬介理事長
   • 第一生命保険株式会社　執行役員　落合敦子様
   • アルプスアルパイン株式会社　執行役員管理担当CFO兼管理本部長　小平哲様
3. グループディスカッション

「D&I推進・浸透への全役員の巻き込み、当事者意識の醸成」について

まずはJ-Win横尾理事長が、みずほ証券時代のダイバーシティ推進の取組について共有しました。
続けて第一生命保険株式会社の落合様が、「テーマを定めて役員と直接語る場」「役員の聴く力を上げる研修」など役員が自ら行動変革を行う様々な取組についてご説明くださいました。
最後に、アルプスアルパイン株式会社の小平様が、「企業の新陳代謝のために女性活躍推進に取り組んでいる」またCEO会議で共有された他社の事例から役員によるメンタリング導入を計画しているというお話を共有くださいました。

グループディスカッション

発表後は、グループに分かれてディスカッションしました。
ご参加の全実行リーダーの皆さまが、グループディスカッションで自社の取組について共有しました。各社の具体的な事例から、皆様それぞれが自社の課題解決に向け多くのヒントを得ることができたようです。

最後に、内永会長理事から総括のコメントがありました。
少し前までは企業のD&Iを進めるにトップのコミットメントをいかに引き出すかが重要だったが、それが各役員・各部門の長にまで落とし込まれ、自律的に進められるようになってきたことを今回感じた。企業によって進展に差があったとしても、この場で共有された各社の事例をそれぞれの企業で血となり肉としていただいて、D&Iをさらに進めていっていただきたい、と実行リーダーの皆様に伝えられました。