High Potentialネットワーク
開催日:2022年09月14日
「High Potentialネットワーク9月度定例会」を開催しました
2022年9月14日、「J-Win第12期High Potentialネットワーク9月度定例会」を会場(機械振興会館)とオンラインのハイブリッドで開催しました。会場45名、オンライン144名、合計189名のメンバーが参加しました。
定例会のテーマは「テクノロジーの本質を考える」。テクノロジーが社会・ビジネス・生活に与える影響を理解し、自身の言葉で語れるようになることをゴールとしています。 今回は、旭化成株式会社 取締役専務執行役員 デジタル共創本部長、工学博士の久世和資氏にご講演いただきました。
「デジタル×共創による企業と社会の変革」
旭化成株式会社 取締役兼専務執行役員 デジタル共創本部長 久世和資氏
1987年に日本IBMに入社後、東京基礎研究所などにてプログラミング言語やソフトウェア・テクノロジーの研究を行ってきました。2020年に旭化成に入社し、同社のデジタル共創本部長として、デジタルと共創によるビジネスモデル変革に取り組んでいます。
デジタル変革の成功には、「人」「データ」「組織風土」の3つの要因が必要です。旭化成では「データの最大限の活用」や「デジタル人材育成」、「デジタルトランスフォーメーション(DX)ビジョンの策定とその共有」などを進め、デジタルの力でつながる未来に向けて変革を続けています。
講演後の質疑応答では、メンバーからの質問に久世氏は一つひとつ丁寧に答え、アドバイスしてくださいました。
High Potentialネットワークメンバーの皆さんは、デジタル共創によるビジネスモデル変革についてのお話を自身の企業や社会生活に照らし合わせ、今後のあるべき姿について考察を深めていきました。
ワークショップ
講演後はグループに分かれてのワークショップ。事前課題として取り組んだ「今までに最も大きく社会やビジネス、生活を変えたテクノロジーは何か、それはどのような変化をもたらしたのか」について各自が発表し、自身の業務におけるテクノロジーとの関わりや、先程の久世氏のお話で考えたことを共有しました。その内容を踏まえてグループでディスカッションしました。
デジタルテクノロジーによるビジネスや社会の変革について考察を深める機会を得たHigh Potential ネットワークメンバーの皆さん。本質的な課題と向き合うことで、各自が問題解決能力を育み、また一つリーダーとしての価値を身に付けることができたようです。