High Potentialネットワーク

開催日:2022年01月19日

「J-Win 第11期High Potentialネットワーク・九州1月度定例会」を行いました

11期High Potential ネットワークの中で、九州支部からの参加者は、当初からキャリアアップ意識、「リーダーになりたい」と考える人は多くいるのですが、「Topを目指す人」は少なく、未だ微増傾向であることがわかりました。
理由としては「Topと接する機会が少ないこと」や、「営業系で活躍しているメンバーが多く、長時間労働といった男性社会の中に身を置いていること」、「先駆者の不在のためTopになって何を成し遂げたいか、何が必要なのか具体的にイメージが出来ていないこと」などから、『心理的障壁』を抱えていることが挙げられています。
九州1月度定例会では、この『心理的障壁』を払拭するために、「Topになって成し遂げたいことがみつかれば、それに向かい、強い信念を持ってやり抜き、Topを目指す契機となる」と考え、本定例会の目的・ゴールを以下のように設定いたしました。

◆目的 TOPとして成し遂げたいことを見つけ、Swich-On!する
◆ゴール 自らが目指したいTop像を明確化するとともに、Topを目指す上で成し遂げたいことを見つけ、そのために必要なことについて具体的な行動計画を宣言する。

今回のゴールである定例会で宣言した成し遂げたいことと行動計画を日々意識し、Topを目指して視座をあげるべく、内永理事長には「メンバーからリーダーへ、さらにもう一段、Topを目指すために」をテーマにご講演いただきました。ラウンドテーブルでは、メンバーのTopを目指す上で成し遂げたいことや自分自身の「夢」と、自分自身の現状のギャップを発表し、多くのアドバイスを頂きました。

九州1月度定例会は8名のメンバーがオンラインにて参加しました。
以下にスピーチとラウンドテーブルの様子をダイジェストでご紹介します。

J-Win理事長 内永ゆか子

講演『メンバーからリーダーへ、さらにもう一段、TOPを目指すために』

内永理事長からはご自身の経験談を踏まえて、キャリアが上がるということに対して興味をもつことで、会社の戦略、フィナンシャル状態、会社がどんな位置づけになるのか、何が弱くて何が強いか、競合他社はどんなことをやっているのかに興味を持つこと。また今、自分がやっている仕事、今いる組織がどういう位置づけにあって、それがどういう方向に行こうとしているのか。それがどういう戦略のもとに出来ているのか、そういう中で自分だったらどうするかと考えることがとても大切とのアドバイスがありました。
さらに、完璧な人間なんているわけなく、一番大事なことは、考え抜くことであり、ポイントはキャリアを上げるということが自分の人生を豊かにすると心底思いこめるかどうか、であると熱く語っていただきました。

ラウンドテーブル

ラウンドテーブルでは、メンバーが内永理事長に自身の抱えている課題について、直接質問する形式で、一問ごとに回答を得て、一人ひとりが疑問を解消していきました。
メンバーからは「周りと取り込む相手を惹きつける、説得力のある伝え方とは?」「上にあがるためには多くの部署を経験する、または一つの部署のプロフェッショナルとなる、とあると思うが、どちらが良いと思われるか。」など、次から次へと具体的な質問が出ました。
内永理事長は「自分の頭の中で整理されていないこと、自分が思っていないのに、他人からの言葉を借りて話せば説得力がない。よく理解するというのはそう簡単ではなく、バックグラウンドは何か、なぜそうなったのか、何が一番のポイントなのかを理解し、腹落ちさせた上で相手に話すと理解してくれる。」「あなたの自分の人生であり、キャリアなのだから、自身で考えること。足元だけ見て考えるのではなく、もっと大きいスコープで考えて、そのために必要なことや、得るべき自信やトレーニングを拒まないこと。」と、丁寧に回答していただきました。

メンバーはTopになったら成し遂げたいことを具体的にイメージし、自分自身に自信をつけ、マインドを最高潮まで引き上げることができました。

全体の感想 ~参加者アンケートより~

  • 今回内永理事長に具体的で適格なアドバイスを頂き、大変ありがたく感じた。自分自身のキャリアについて、自分がどうしたいかわかっておらず、腹落ちしていないことに気付いた。会社に何を求められているのか、自分はどうしたいのかを見直していきます。
  • 内永さんの前では、かっこをつけてもすべて見破られていました。アドバイスを頂きたいといいつつ、答えはすでに自分の中で出ている事を認識していました。他メンバーとのセッションにおいても、叱咤激励を頂いて、本当にありがたい貴重な時間でした。
  • 定例会前は、TOPを目指すなんてと思っていましたが、自分がやりたい仕事をしたいなら、楽しく仕事を続けるならばという視点で考えた時に、TOPを目指す事に前向きな気持ちが芽生えました。
  • 執行役員になりたい年齢を定めて、リーダーに昇格する年齢も明確化することができた。
  • 目標を高く持ち自信がなくてもやり抜くことが重要だと認識した。
  • 内永理事長から、直接自身の悩みに対する解決策を教えて頂いたことで気持ちが前向きになった。またJ-Winメンバーの想いを聞いて刺激になった。
  • 今回の定例会は、ある意味自身の成し遂げたい事を腹落ち出来た集大成だったと感じている。それは、兎にも角にも内永さんとの直接の対話による影響が大きい。