Next Stageネットワーク
開催日:2021年06月24日
「J-Win Next Stageネットワーク2021年度キックオフ」を行いました
「J-Win Next Stageネットワーク2021年度キックオフ」を開催しました。
今回のオンライン開催にはNext Stageネットワークメンバー200名が参加しました。
キックオフのねらい・ゴール
Next Stage ネットワークの新規/継続メンバーが
- 今年度の活動について、興味を持ち、理解する
- Next Stage ネットワーク存在意義を再確認し、今年度の活動テーマと重点施策を理解する
- そのうえで、活動参加に向けての、思い切った一歩を踏み出せる
2021年度Next Stageネットワーク活動計画
大槻櫻子幹事長(あずさ監査法人)より、「意思決定層(役員・部長)に企業内部から女性が輩出されていくために、まずはNext Stage世代がマインドチェンジし、成長していく」ことが必要とのメッセージが伝えられました。そのためにはNext StageメンバーがNext Stageの『Purpose, Vision, Values』を認識し、真の力を身に付けていくことが重要であり、そのために今年度は「真に活動に参加し、何をやるにも良く考えます。自己との対話、他者との対話を通じて理解腹落ちさせ、自らのものにしていく。メンバー同士が議論し、切磋琢磨できる場としていく。」の活動方針についての説明が行われました。
<2021年度活動テーマ>
「問を立て、徹底して議論し、考え抜く ~本質をつかむ力を身につける~ 」
<活動メニュー>
「60秒アピール」方式にて、活動メニューのエッセンスが次々と紹介されました。
定例会
年8回開催。「経営者視点」「先人の教え」から学び、消化、会得することで「世の中で今、起きていること」を知り、ディスカッション、Q&Aでの対話を通じて腹落ちさせられるよう真に参加していただきたい。
内永理事長ラウンドテーブル
年2回開催。参加者満足度100%のプログラム。内永さんのお考えを聞き自身の課題、問題意識を共有し直接アドバイスをいただくことで成長につなげていただきたい。
研究会・勉強会
今年度は6つの研究会、4つの勉強会が活動する。各活動の目的・テーマ、活動概要について紹介しました。
<研究会・勉強会のガイドライン>
- 研究会・・・調査・研究を行い「ものを作り出す」「結論を出す」
- 勉強会・・・「見識を広げ」「教養を深め」実践で活かす
委員会
今年度活動予定の6つの委員会より、活動目的と概要に加え、委員会活動で具体的に得られることについても紹介されました。
内永理事長講話
キックオフに際し、内永理事長にご講話をいただきました。
以下にダイジェストで講話内容をご紹介します。
J-Win理事長 内永ゆか子
多様性が必須
ジェンダーギャップ指数、日本は現在120位。2010年からの10年間で27位落ちている。世界は徹底的に女性活用を進めてきている。
世の中の変化が激しく、テクノロジーの進歩によりビジネス環境が大きく変化した。これまでの伝統的な手法では競争に勝てない。ビジネスモデルを変える、イノベーションを起こしていくにはこれまでと違った発想が必要。多様な人が入り、議論することで新しいビジネスモデルが生まれる確率は高くなる。女性活用は多様性の一歩となる。
ムーアの法則では10年でITの性能は100倍、ネットワークは1000倍向上する。当然、仕事のやり方、人間の役割が変わってくる。働き方改革、仕事の結果での評価、情報と業務プロセスの見える化と共有化が重要。セキュリティに問題といってなかなか進まなかったがやっと始まった。
Next Stageの歩み
2007年にJ-Winを設立し2011年にNext Stageをスタート。2014年までに体制をつくり、2019-2020年では立ち位置をはっきりさせてきた。
「Women to the TOP! 」を掲げて進むネットワーク。遊び友達の仲間のネットワークではない。新しい発想、新しい知恵で、中間管理職として力をつけ、早く上がっていってほしい。部長職の育成が非常に大切なのである。
また、経営トップがその気にならないと、J-Winの女性3層ネットワークの皆さんが一生懸命頑張っても限界がある。昨年度、CEO会議をスタートした。女性活躍推進のギアアップは経営トップのリーダーシップが欠かせない。大事なのは管理職の数を増やすだけでなく、上位の意思決定層にあげていくこと。
Next Stageメンバーへの期待は、Gear up! してほしい。ぜひ頑張ってほしい。自分たちが貢献する、上がっていくことで人生は豊かになる。
全体の感想~参加者アンケートより~
- テンポよく、はじめてNEXTに参加される方にも参加者に求められる期待がよく伝わる内容だった。
- 活動概要を丁寧に説明頂いたため、内永理事長のお話が改めて心にしみた。
- 大槻幹事長のご説明が分かりやすく、リーダーシップを実践していく場であることが、新メンバーにも伝わったように思う。
- 内永理事長のメッセージを聞いて、今年こそ自社の中で渦の中心になりactionを起こしていこうという気持ちになり、非常に気持ちが引き締まった。
- 一人一人が「自分の考えを持つこと」の大事さを、再度教えていただいた。
- 職場では「問いを立て徹底して議論し考え抜く」ということが難しいので、活動を通じて本質をつかむ力が身につくように頑張りたい。