2007年度は、83社、243名の「女性メンバーのネットワーキング活動」を中心にした事業展開を行い、2月の拡大会議には参加企業のトップイグゼクティブ、会員メンバー、そして上川大臣をはじめとしたゲストの方々など450名以上が参加され、初年度の活動を成功裏に終えることができました。
2008年度は、J-Winの活動目的のもう1つの柱である「企業のダイバーシティ推進支援」のプログラムを積極的に企画推進していくことを計画しています。そのベースとなるカタリストとは昨年11月に姉妹組織としての提携が実現し、すでにカタリストセミナー、2冊のリサーチレポート、ベンチマーキング等の活動を展開しています。
2008年度の事業計画
「企業のダイバーシティ推進支援」としては、まず、企業におけるダイバーシティ施策を推進する人事・企画部門を対象としたセミナー、懇談会を企画し、企業同士のネットワーク構築を推進していきます。
また、カタリストとの協業をベースに、カタリストのグローバルなベンチマーキングへのJ-Win会員企業の参加、豊富なカタリスト・リサーチレポートの中から選別した日本企業にとって有意義な翻訳本、資料の提供、カタリスト講師を招いての企業向けセミナーの開催を計画しています。 さらには企業のダイバーシティ推進、診断に役立つアセット類の蓄積に努めていきます。「女性メンバーのネットワーキング活動」は、昨年の活動の中心でありましたが、本年度はその定例会、分科会の一層の充実とともに、技術系ネットワークの検討を進めます。さらに、自己研鑽プログラムとして、課題ベース研修プログラム、LEAP、SWEのWebセミナーなどを企画していく予定です。会員メンバーのネットワーキング活動のより一層の充実には、会員メンバーの基本情報のデータベース化もまた必要となります。
以上に記載の、中心となる事業展開とともに、各種広報活動を通じて、J-Winのみならず会員企業、女性メンバーのダイバーシティ活動の社会への発信、また、国内外の女性ネットワークとの連携を幅広く図っていきます。本年度にやるべきこと、また、やりたいことは山積していますが、着実に価値のあるプログラム、実行可能なプログラムから、会員企業およびメンバーの皆様の協力をいただきながら、表のような予定で推進していく予定です。