男性ネットワーク

開催日:2024年06月07日

2024年度 第2回 男性ネットワーク定例会を開催しました

2024年6月7日(金)、第2回 男性ネットワーク定例会を会場(ビジョンセンター市ヶ谷)とオンラインのハイブリッド形式にて開催しました。

■アジェンダ
  1. 本日のゴールと進め方
  2. 「男性エグゼクティブの経験から学ぶ」
    経営視点からD&I推進の考え方や取り組みを理解する
    J-Win理事長 横尾敬介
  3. 「オールド・ボーイズ・ネットワーク(OBN)、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」を理解する
  4. グループディスカッションの共有
  5. 事務局からのお知らせ

最初に横尾理事長から自身がD&I推進に携わるきっかけ、男性ネットワークメンバーへの期待を伝えました。

海外との多様性の差を痛感 J-Win理事長 横尾敬介

40数年前、当時男性ばかりだった日本の企業からアメリカに赴任した際、取引先の幹部に女性が3割から4割占めていたのに驚き、多様性の重要性を感じるとともに日本もこうあるべきだと考えた下地があった。 その後、日本に戻り経営企画の担当役員時代に、当時の社長の指示で、ダイバーシティを進めることとなり、我が意を得たり、と着手。はじめは女性にとって何が必要かをヒアリングすることから始まり、評価の見直し、ダイバーシティプロジェクトの創設など、D&I推進にはこだわりを持って携わり、ライフワークと考えている。 今年度98名となった男性ネットワークメンバーの皆さんにはこのプログラムで気づきを得、会社に戻り、チェンジエージェントとして活躍するとともに、ここで培ったネットワークも大事にしていただきたい。 理事長の話の後に参加者からは「日本は性別役割分担意識が強いように感じるがどのようにして対処していけばよいのか」「今の経営トップは本気でD&Iを推進するつもりがあるのか」「D&Iの活動を続けていてどのような時に社員が変わったと感じたのか」など活発で本音の質問が出され、それに対して丁寧な返答がなされました。

「アンコンシャス・バイアス」「オールド・ボーイズ・ネットワーク」についての共有

後半は自身のアンコンシャス・バイアスに気づくワークを体験した後、これまでの男性ネットワークメンバーが分科会で取り組んだ「アンコンシャス・バイアス」についての考察や対処などが紹介され、その後、自身や職場のアンコンシャス・バイアスやオールド・ボーイズ・ネットワークの事例についてグループごとに共有を行いました。

今年度の幹事には12名が手を挙げ、今後は、幹事会での討議により活動方針やプログラムなどを決め、運営されていきます。
次回の定例会は7月12日にオンラインで行う予定です。