内永塾・内永技術塾

2023年12月19日

2023年度 内永塾 第2回ワークショップを開催しました

12月19日(火)、「内永塾 第2回ワークショップ」を会場の国際文化会館(東京都港区)にて開催しました。当日は、ヤマトホールディングス株式会社 元 代表取締役社長 有富慶二様より、「企業価値向上の勧め」の演題にてご講演いただきました。

■ アジェンダ
  1. はじめに(委員会より)
  2. ご講演
    「企業価値向上の勧め」
    ヤマトホールディングス株式会社 有富慶二様
  3. グループディスカッション
  4. 講師とのディスカッション(各テーブル 約12分×4)
  5. ラップアップ
  6. 懇親会

内永塾は、スキルアップ研修ではなく、マインドセットを促すプログラムです。
「経営者に必要な力」を経営トップの実体験を通した5つの視点から伝えてもらい、体感する。
講師やメンターの方には、経営トップとしての信念や信条、価値観とともに、最もつらい崖っぷちの状況を乗り越えた胆力などについて語っていただきます。

「企業価値向上の勧め」
ヤマトホールディングス株式会社 有富 慶二 様

有富様からは、トップとして何に重点を置いて経営してきたのか、そしてリーダーとして必要な資質や振る舞いについてご講演いただきました。3つの社訓を創業時から守り続け、経営の要としているヤマトグループ。 経営理念の中で一番大切にしていたのは「変化」することであると伝えられました。 企業が変化を恐れ、過去の成功体験ばかりにすがっていれば淘汰されてしまうというのが理由です。 だからこそ経営者は目前の1~2年の業績を上げるのと同時に、5年、10年先に企業がどれだけ成長できるかを絶えず考えることが大切。かつてのように、時代の変化を読み取り、変わることがとても難しくなっている中での決断は、経営トップにしか下せないことなど多くの事例とともにお話しいただきました。講演後はグループディスカッション。講演での気づきを塾生同士が共有し、理解を深め、どう行動を変えていくかを具現化していくものです。

そして、ワークショップの最後となったのは講師とのディスカッションです。
塾生からは経営者に必要な力を5つの視点(ビジョン・戦略・実行推進・決断力・人間的魅力)から質問し、有富様からは経営トップとしての信念や信条、経営者として必要な胆力などについてお答えいただきました。
有富様からは企業価値向上とともにサービス業経営の貴重な奥義を学び、塾生の背中を強く押していただきました。塾生にも経営層を目指す覚悟のようなものが定まってきたようです。11月にはメンタリングの顔合わせ会を行った第11期 内永塾。活動もいよいよ本格化し、第3回ワークショップとなる次回 内永塾では、元 株式会社ニチレイ 代表取締役社長 浦野光人様のご講演を予定しています。

参加者コメント(アンケートより抜粋)
  • 有名なヤマト運輸の宅急便誕生の話だけでなく、ホールディングス化をした目的や多くの事業への挑戦など、多彩な話を伺うことができた。
  • 数企業存続の危機からの脱却だけでなく、その根底には社会の役に立つ・顧客視点があることなど、利益追求だけではないというお話と、事業は25年~50年で衰退するという話を聞いて、会社を存続、成長させることの重要事項を認識できました。経済はより早いスピードで変化していくので、事業における課題を明確にして、日々の中でアンテナを張ることを意識づけようと思いました。
  • 多くの事例が紹介されていたので、分かりやすかった。もっとご講演を聞いていたいと感じる内容であった。

【有富 慶二様 ご略歴】

1963年 4月 大和運輸株式会社 入社 (1982年10月ヤマト運輸株式会社と改称
1989年 6月 取締役 営業推進部長
1995年 6月 常務取締役 東京支社長
1997年 6月 代表取締役社長
2003年 6月 代表取締役会長
2005年11月 商号変更によりヤマトホールディングス株式会社 代表取締役会長 兼 社長
2008年 7月 財団法人ヤマト福祉財団 理事長
(2011年4月公益財団法人ヤマト福祉財団へ移行)
2014年 6月 特別顧問

■過去の外部団体での役員就任

2004年4月~2010年4月 経済同友会副代表幹事
2007年1月~2010年3月 内閣府規制改革会議委員
2017年1月~2023年8月 EY新日本有限責任監査法人 社外評議員、指名担当会議議長、報酬担当会議議長
2017年6月~2023年6月 公益財団法人日本生産性本部 副会長