ダイバーシティ＆インクルージョンを支援するNPO法人

2023年10月27日（金）、第6回男性ネットワーク定例会を会場（ビジョンセンター市ヶ谷）とオンラインの併用により開催しました。

■アジェンダ

1. 本日のゴールと進め方
2. 幹事会活動と分科会活動の位置づけ
3. 分科会活動　中間報告
4. 横串タイム
5. 講評
6. 事務局からお知らせ

定例会は幹事会による「本日のゴールと進め方について」から。 男性ネットワーク活動と分科会活動の位置付けを再認識すること、各分科会の活動状況・計画を中間報告し、全体で共有することなどが確認されました。

5つのチームに分かれた分科会からは、検討テーマの「目的・方針」 「組織・体制」 「加速する仕組み・連携」 「進まない原因」 「D＆Iの結果・効果」についての中間報告が行われました。

男性が考える女性活躍の定義とは、私たちが考える女性の活躍とは、活躍している状態における明らかな男女差の理由は・・・、 昇進・昇格を望む女性に対して、その実現を阻害する原因の調査など、それぞれのテーマに基づいた分科会での議論とその途中経過が報告されました。
発表後には多くの質問や意見が会場とオンラインから投げかけられ、分科会を横断する課題があることや参考となる取組み事例などが共有されました。

●分科会活動の中間報告～参加メンバーのアンケートより

• 「なぜ女性活躍が必要か？」、「そもそも女性活躍の定義は？」などについて共通認識が図れた
• 女性管理職だけでなく、男性管理職にもアンケートするといいのではという意見が参考になった
• 他チームの発表の中に参考になるものがあり、今後も情報交換しながら進めていきたい
• 目指すべき方向性や調査内容が密接しており、連携することでいいアウトプットができると感じた
• 各分科会のテーマ・課題のつながりが明確になり、全体の連帯感や雰囲気の醸成につながった

中間報告後に行われた「横串タイム」では、分科会ごとの発表の中で全体に関わるような問題を連携、横断的に調整と確認を行い、男性ネットワークメンバー全体で意識を統一していくという試みも行いました。

定例会の最後は横尾理事長からの講評です。今日の議論では、男性管理職の皆さんが企業のD＆I推進を加速させていく、そんな空気を感じ取ることが出来ました。
分科会ごとの議論も充実してきており、それぞれが得た気づき、男性管理職として果たすべき役割を充分に理解し、チェンジエージェントとなって経営戦略であるD＆I推進に貢献してほしい、と話されました。

活動をスタートさせ第6回定例会で行われた中間報告。分科会活動を通じて一体感も生まれ、次回の男性ネットワーク定例会は、いよいよJ-Win Executive ネットワークメンバーとのラウンドテーブルとなります。