男性ネットワーク
開催日:2023年08月30日
「2023年度 第4回 J-Win 男性ネットワーク定例会」を開催しました
2023年8月30日(水)、第4回男性ネットワーク定例会をオンラインで開催しました。
今回の定例会のゴールは、「今年度活動方針の共有」と「分科会立ち上げ」です。
■アジェンダ
- 本日のゴールと進め方/幹事会紹介
- 活動方針の共有
事前調査(各社現在地調査)と個人ワークシート(取組むべき課題)の分析、チーム分け案 - 分科会ディスカッション
- 分科会ディスカッションの共有
男性ネットワーク活動では、今年度から幹事会を立上げ、幹事会を中心に活動の企画・運営が行われます。幹事会を代表して白坂幹事長から、「今年度の活動方針」、「事前調査(各社現在地調査)」と「個人ワークシート(取組むべき課題)」の分析、そして分科会の「チーム分け案」が報告され、メンバー全員に共有されました。
定例会の後半では、実際に分科会に分かれての「分科会ディスカッション」が行なわれました。
メンバーが抱える課題を共有して議論し、具体的なテーマ、選定理由を明確にすることからのスタートです。
分科会ごとに「事前調査」と「個人ワークシート」の分析から、メンバーが持つ課題を以下の5つに振り分けました。
①D&I推進の目的・方針
②D&I推進の組織・体制
③D&I推進を加速する仕組み・連携
④D&Iが進まない原因
⑤D&I推進の結果・成果
続いて行われたのが分科会ディスカッションの共有。各分科会の代表者からディスカッション内容が発表され、他の分科会メンバーとの質疑応答も行われました。メンバーの課題感を5つに分類したものの、それぞれの課題は多様で、D&I推進の目的理解もバラツキが大きいことから、次回の定例会までに各分科会で個別検討を継続することになりました。
●分科会でのディスカッション - アンケート結果より
- D&I推進活動における認識を可視化する分析は、自社現在地を客観的に確認でき参考になった
- 活動方針、テーマ整理により、今後の活動の方向性が体系立てて説明され、わかりやすかった
- テーマ分けについては、各メンバーに選択させるプロセスがあってもよかったのではないか
- メンバーによってD&I推進の目的認識にバラツキがあると感じ、議論を重ねる必要性を感じた
- 各社のD&I進捗度やメンバーが置かれている環境により、課題感や考え方に大きなギャップがあると感じた
- トップマネジメントの発信は重要だが、最終的には現場で腹落ちさせ取組むことが必要
- 女性活躍の「活躍」をどう捉えるか、今後も議論が必要なポイントだと感じた
- 自社の経営層にD&I推進を訴えようとする意識の高いメンバーが多いと感じた
J-Win男性ネットワーク活動の目的は、「メンバーの一人ひとりがD&I・女性活躍を推進する必要性を理解・腹落ちし、自ら行動を起こし、企業におけるD&I推進のチェンジエージェントに変わる」ことです。それぞれのチームに分かれた85名のメンバーが、分科会としての新たなゴールを目指し、チェンジエージェントになるための議論を深めていきます。