Executiveネットワーク

開催日:2023年05月25日

「Executiveネットワーク 2023年度キックオフ」を開催しました

2023年5月25日(木)、第1回J-Win Executiveネットワークを会場(アークヒルズクラブ)とオンラインによるハイブリッド形式で開催しました。会場には47名、オンラインには9名、合計56名の参加となりました。

Executiveネットワークメンバーは、執行役員以上の役職者です。
今年度は新たに21名のメンバーが加わり、過去最大となる総勢72名による活動が始まりました。

キックオフでは、横山幹事長からの開会宣言に始まり、横尾理事長のご挨拶、新メンバーの紹介、全体の活動方針や重点施策に続いて、各活動の担当幹事や各研究会より今年度の活動内容や目標についての説明がありました。

2023年度活動方針

横山幹事長より2023年のExecutiveネットワーク活動の目標と方針が伝えられました。
J-Win Executiveネットワークの今年度の目標は、「日本最大級の女性役員コニュニティExecutiveネットワークを自らの力とし、組織・社会に変革を導く輝くExecutiveになる」です。 昨年度の目標、「インパクトを与える輝くExecutiveになる」に対して、「変革を導く輝くExecutiveになる」として、さらに大きなムーヴメントを起こしていきたいという思いが語られました。

横尾理事長ご挨拶

Executiveネットワークメンバーは、72名の過去最大規模になりました。 J-Win立ち上げ当初の20年前から内永会長理事と「数は力なり」で進めており、今後ますますメンバーを増やすような活動をしていきたい。Executiveネットワークは、J-Winのロールモデルとして前向きに、内向きにならず、「魂を込めて」活動し、今年1年間の成長を実感してほしい。そして、Executiveネットワークの活動自体を目的にすることなく、皆さんが所属する企業のD&Iを推進し、男性の意識改革を促し、影響を与えていくことが使命です。女性ネットワークだけではなく、男性ネットワーク、ダイバー推進責任者とも連携してほしい。

各活動領域の説明

Executiveネットワークの各活動領域に関して、担当幹事より今年度の活動予定と目標について説明がありました。

  • 定例会
    今年度の重点テーマは「グローバル」と「STEM(science,technology,engineering and mathematics)-教育施策のあり方から科学技術開発力の競争力向上まで-」とし、経営視点で学ぶべき課題に対して深堀する機会とするとともに、各メンバーの行動へとつなげる。
  • 内永会長理事ラウンドテーブル
    「一人一人が組織・社会に変革を起こす輝くExecutiveになる」を目指し、具体的なアクションを起こすため、内永会長理事とExecutiveネットワークメンバーとのインタラクティブな会を展開する。
  • 後進育成
    後進育成活動を通して、ロールモデルとしての役割を着実に果たすと共に、J-Winならではの、三層の連携強化を意識した活動により、参加企業のD&I向上に貢献する。
  • メンバー拡大委員会
    メンバーの拡大によって、Executiveネットワークがより多様な価値観をもった集合体となり、相互研鑽による個人の成長を促し、社会に向けた発信力を高める。
  • グローバルネットワーク委員会
    グローバルネットワーク活動を、Executiveネットワーク全体における中核的な活動としてメンバーの参加率を高め、各メンバーが活動への参画を通してグローバルな視点を醸成する場とする。として、Executiveネットワーク「全員参加型」運営にシフトする。
  • 研究会活動
    「日本近現代史と憲法」、「これからの日本を考える研究会」、「日本の文化」に新たに「崖っぷち日本を考える研究会」が加わる。

内永会長理事 講話

Executiveネットワークは何のためにあるのでしょうか、何が期待されているのでしょうか。
High Potentialネットワークはマインドチェンジと鍛錬、Next Stageネットワークはキャリアアップを目的としています。 企業内では執行役員以上になってからが本当のバトルフィールドで、どうやって他者と差異化するのかという点で、男女関係なく、どれだけパワーのある人たちとネットワークを持っているかが重要です。
異業種、グローバルネットワークの中で、企業名ではなく個人名で尊敬される自分をどう造れるでしょうか。グローバルでは自身の様々な経験に根差した有用な人脈をどれだけ持っているかが大事です。ダボス会議のような場でも、ファーストネームで呼び合うことは難しいです。日本企業のエグゼクティブは仲間内で集まっています。 個人の力とネットワークがパワーです。 経営知識や専門知識はすぐ古くなりますので、経験、価値観が大事です。
昨今の社会変化を受けて、女性は男性より短期間で出世しています。 男性は入社後、若いうちから時間をかけ、計画的に異業種経験を積みながら昇格しています。
Executiveネットワークの皆さんには人脈を広げ、発想を自由にしてほしい。 Executiveネットワークには異なるビジネスモデル、業界のエグゼクティブが集まって経験を積むことができる場です。 個人で活躍しイノベーションを起こすのは言うのは容易だが実行は難しい。 Executiveネットワークを活用すべきです。
日本を変えるために各個人がパワーを持ち、お互いに支え合ってネットワークを活用することがExecutiveネットワークの目的です。