High Potentialネットワーク
開催日:2023年05月12日
「High Potential ネットワーク5月度定例会」を開催しました
2023年5月12日(金)、第13期High Potentialネットワーク5月度定例会を会場(日本青年館ホテル)とオンライン配信によるハイブリッド形式で開催しました。
5月度定例会のテーマは、“問題の本質を考える” “分科会フレームワークの理解と活動の留意点”です。
J-Winネットワークの岡事業部長より、分科会活動を進める上において大切な3つのポイントについての講義とともに、分科会のグループ分けとテーマが発表されました。
いよいよ、第13期High Potentialネットワーク分科会活動の始動となります。
アジェンダ
- 問題の本質を考える
- 分科会活動Frameworkを理解する
- 分科会活動を進めるにあたっての留意点を理解する
- 分科会活動を始動する
問題の本質を考える
分科会活動は、どんな仕事においても必要な問題解決能力を養うことを、目的としています。
問題を解決するには、まず、問題の本質を捉えなければなりません。問題の本質を考え、問題の本質が把握できなければ、問題そのものを解決することはできません。
日銀の金融政策とそれが経済に与える影響を事例に、問題の本質を考えるとはどういう事かについて、J-Win事務局 岡事業部長より講義が行われました。
分科会活動Frameworkを理解する
分科会活動とは
High Potentialネットワークにおける分科会とは、グループ毎にテーマを設定し、研究・調査を行い、問題に対する解を出すのが、その活動です。
研究会活動のフェーズ
分科会活動を進める上で大切な5つのフェーズについて。
テーマの設定に始まり、アプローチ、調査研究、解を導き提案、そして報告書作成に至るまでの過程の中で、フェーズ毎に何を行わなければならないのかを説明しました。
・Phase1: テーマの設定
課題は身の丈より少し高いレベルを考えるべきです。そして、何故それをチームの課題にしたのか、その背景、理由が明確となる理論的な根拠が必要です。
・Phase2: アプローチの策定
テーマを設定し問題が明確になると、次に問題解決に向けたアプローチを策定することになります。アプローチを考えるとき最も大切なものが仮説です。
・Phase3: 調査・研究
問題の解を得るために、調査・研究を行います。どれがその問題の解を探るのに最も適しているかをよく考え、方法を決める必要があります。
・Phase4: 解を導き提案を作る
調査・研究により得られた解をもとに提案を作成します。テーマをどのように、調査・研究し、解を導き、提案となったのか、という理路整然とした論理的帰結が必要です。
・Phase5: 最終報告書の作成
課題の設定から始まり、課題解決のアプローチ、それをもとにした調査、研究、その結果どのような解を出したのか、全てが分かる報告書を作成することが最後のフェーズとなります。
【分科会活動を進めるにあたっての留意点を理解する】
第13期High Potentialネットワークメンバーにとっては初めての分科会活動。ここでは分科会活動を進めるにあたって陥りがちな問題とその対応策、考え方などを紹介しました。
10の分科会に分かれ、自主的な活動を行っていく上で乗り越えなければならないポイントを、具体的に、メンバーへのアドバイスとして伝えました。
- ▶ Team Building チーム一丸となって難題にチャレンジする
- ▶ 人間にとって最も貴重なResourceとは、時間である
- ▶ 論理的な思考で論理的な帰結を、結論には明確なJustificationが必要
- ▶ これが決まっていないから先に行けない、大枠から詳細へ
- ▶ 絵に描く 複雑な内容も理解が深まり、見えないところが見えてくる
- ▶ 口で説明した方が早いは勘違い 文章で記述しよう
- ▶ しっかり議論しよう、Scopeを明確にして
- ▶ みんなの意見を反映しないと 総和主義には無理がある、でも意見を一つに
- ▶ Reviewer、Advisorがこう言った 責任を持つのはメンバーです
- ▶ No Return of Point 戻れないポイントを良く意識して
- ▶ 考える 考えれば、考えただけのリターンがある
分科会活動を始動する
2023年度分科会テーマ
東京1 | Globalに打ち勝とう |
---|---|
東京2 | Diversity時代におけるManagementは |
東京3 | 真の働き方改革を実現しよう |
東京4 | これからの人事制度は |
東京5 | AI、DXに打ち勝とう |
東京6 | Innovationを創出しよう |
東京7 | M&Aを成功させよう |
東京8 | ジェンダー・ギャップ指数で世界のトップになろう |
関西 | 関西を不死鳥の如くよみがえらせよう |
九州 | 九州の位置と九州人の特性を生かし、九州をますます元気にしよう |