Next Stageネットワーク

開催日:2023年05月11日

「Next Stageネットワーク2022年度活動報告会」を開催しました

2023年5月11日(木)、J-Win Next Stageネットワーク2022年度活動報告会を会場(ビジョンセンター東京 京橋)とオンラインによるハイブリッド形式で開催しました。 会場55名、オンライン135名、合計190名のメンバーが参加しました。

Next Stage 2022年度活動テーマは「問を立て、徹底して議論し、考え抜く」。 そして今回の活動報告会では、1年間の活動を振り返り、学びとして定着させる場。JNS(J-Win Next Stage Network)メンバーの、JNSメンバーによる、JNSメンバーのための報告会が目的となっています。

活動報告会 - 全体振り返り

2つの研究会(今年度で活動終了)と5つの委員会からの活動報告に続き、全8回を開催した定例会についてメンバー全員で振り返りをおこないました。
その後、代表者からは定例会のテーマであった「グローバルに考える力」に関し、その結論となる「考え・今後の活かし方」について発表されました。

今回の活動報告会では、これまでの報告会であったように理事の皆様から発表の講評をいただくといったスタイルではなく、メンバーに向けたメッセージをプログラムの合間にお話しいただくことにしました。

そしてプログラムの最後には、今春、執行役員に就任し、Next Stageネットワークを卒業する5人のメンバーに向けてのお祝いセレモニーが行われました。 新たに役員となった5人からはキャリアアップに向けたJ-Win活動の意義について、当日参加したNext Stageネットワークメンバー全員に伝えられました。
内永会長理事からは「Next Stage ネットワークが女性3層ネットワークの要であることが認識できた」とのお話をいただき、身の引き締まる思いで、次年度の活動に向けた決意を新たにする機会となりました。

横尾理事長からのメッセージ

横尾理事長からのご挨拶は「1年間の活動を経て問題の本質をつかむ力はつきましたか」の問いから始まりました。
私は30歳の頃にニューヨークへ赴任し、現地では女性が当たり前のように活躍している姿を目の当たりにしました。当時、ニューヨークに集まった世界の金融機関のトップの3~4割が女性だったのです。
女性と男性が同じ条件で仕事に切磋琢磨する、競い合うような環境があるべきだと受け止めた私は、日本に戻ってきてからも、ダイバーシティの実践をライフワークとして取り組むようになりました。
私から皆さんにアドバイスを贈ります。物事に取り組む際は、一つ上の役職になったつもりで、視座を上げて臨むことが重要です。それにより、自分が任されている仕事がどういうことなのか、全体を俯瞰して見えてくるようになります。
仕事をする環境や条件面において偏りがないことを確認して、戦う気持ちを忘れず、そしてチャレンジを続けてください。

活動報告

今年度で活動を終了する2つの研究会と、5つの委員会からの活動報告が行われました。
この活動報告に続き、定例会の振り返りとともに、定例会テーマ「グローバルに考える力」についての考えや今後の活かし方について代表者より発表されました。

―研究会活動報告

  • 技術系研究会
  • スタートアップ研究会

―委員会活動報告

  • 後進育成委員会
  • JENメンタリング委員会
  • グローバルネットワーク委員会
  • スキル強化委員会
  • 内永塾実行委員会

今回の活動報告会では、J-Win理事の皆様より、Next Stageネットワークメンバーに向けてメッセージが送られました。その一部ご紹介します。

白川 方明 理事
日本銀行で課長を務められた当時のお話いただきました。
振り返れば課長の頃は実務の知識が深まり、仕事の面白さを知り、管理職として一番面白い時代だったことに気づきます。 組織に埋れることなく、場合によっては自分の考えで上をつきあげて、頑張ってほしいと思います。

小原 哲郎 監事
様々な職歴経験から、経営者としての軌跡と取組についてお話いただきました。
社会の環境の変化は激しく、高い視座で仕事をすることで時代の波を掴んでいってほしいと思います。Next Stageネットワークで築いたネットワークをこれからも大切にして、それぞれの会社で活躍してください。

板東 久美子 理事
多様な視点で物事をとらえることの事をテーマにお話いただきました。
ひとつ上の役職の視点で考える、とのお話がありましたが、私は二つ上の視点をお勧めします。一つ上の視点は日常的に考える、二つ上の視点から自分ならどう判断し、どう行動するのかを考えてほしいのです。リーダーに必要なのは決断力と多様な視点です。

藤原 邦子 理事
本質をつかみ、考え抜く力についてお話いただきました。
会社の中では正解がわからない課題が多く、どう判断していくかが鍵となります。自分と関係が無いと思うことでも勉強してみたら、視野が広がり、本質的な部分に共通点を見つけるなど、発言にも自信が持てるようになります。

内永会長理事からのメッセージ

メッセージの冒頭では、2023年度に役員に昇格したNext Stageネットワークメンバー 5名に、お祝いの言葉が贈られました。
今日の活動報告会でNext Stageネットワークはとても変わったと思いました。
Next StageネットワークはJ-Win女性3層ネットワークの真ん中、難しいポジションだと感じていましたが、皆さんからの発表をお聞きして「女性3層ネットワークの要」だという認識をしっかりと持つことが出来ました。
Next Stageネットワークには多様性があり、新しいものにチャレンジして次のExecutiveを生んでいく。さらにはHigh PotentialネットワークとExecutiveネットワークの両者をつなぐ存在でもあり、そのバリューが明確になりました。 それぞれが成果を生み出していることも実感しました。
企業の価値観を変えられるのも、Next Stageネットワークメンバーです。これだけのメンバーが集まる強固なネットワークを使って、一緒に頑張っていきましょう。