CEO会議/実行リーダーの会| 企業責任者会議

開催日:2023年03月23日

「第8回 J-Win実行リーダーの会」を開催しました

2023年3月23日(木)、第8回 J-Win実行リーダーの会を会場(国際文化会館:六本木)とオンラインのハイブリッドで開催し、会場6名、オンライン5名、合計11名の皆さんに参加いただきました。

実行リーダーの会のメンバーは、J-Win CEO会議に登録いただいている企業のD&I推進担当役員の皆さんです。現在18社の会員企業が参加し、CEO会議で議論された内容に基づき、自社のD&I推進を加速するために参考となる情報を共有しています。
今回は「部門間の偏りの解消と女性の活躍領域の拡大」をテーマに開催しました。

アジェンダ

  1. これまでの振り返り
  2. 趣旨説明 テーマ「部門間の偏りの解消と女性の活躍領域の拡大」について
  3. 本日のテーマに関する情報の共有
    千葉銀行 取締役常務執行役員(グループCTDO グループCHRO) 淡路 睦 様
    ベルシステム24ホールディングス 取締役副社長執行役員CCO・CPO・CISO 早田 憲之 様      
  4. グループディスカッション

実行リーダーの会は横尾理事長のご挨拶から始まりました。
CEO会議において共通する課題としてとらえられたテーマを、自社のケースに当てはめて考え、行動に結びつけることができれば、実行リーダーの会としての活動もより機能していくのではないかと考えています。
本日のテーマで取り上げる「部門間の偏り」も女性活躍を推進する過程で起こりえる問題ではありますが、これを部門間というだけではなく、職位などにも広げてとらえることも大切です。
合理的ではない偏りについて、その原因や解消に向けた施策などを皆さんと共有することを本日のゴールとして考えていることなどが伝えられました。

部門間の偏りの解消と女性の活躍領域の拡大について

今回のテーマについて、2社より事例紹介が行われました。

千葉銀行取締役常務執行役員(グループCTDO グループCHRO) 淡路 睦 様からは、日本の多くの企業では結婚、出産を機に仕事から離れていく女性に対し、キャリアパスを考え、育成をはかっていく男性といった性差による違いが解消されず、採用においても部門間で男女の偏りなどが発生しています。
働く領域を広げるための施策として、コース別人事制度の廃止、女性社員を対象にした研修、新入社員では研修後の配属など、女性の活躍領域が着実に広がっていく数多くの事例を共有いただきました。

ベルシステム24ホールディングス 取締役副社長執行役員CCO・CPO・CISO 早田 憲之 様からは、女性活躍の活躍領域の拡大に向けて、組織ごとの女性活躍の推進状況を数値化、見える化し、自分ごと化できるようにすること。
さらには、女性だけ、男性管理層だけではなくあらゆる層に働きかけること。キャリアパスを明示し、キャリアについて議論することで、女性自身の意識向上、能力開発の実効性を上げること。戦略を議論する際にDE&Iの進化について接合させることなど、会社としてあらゆる領域のDE&Iにこだわり、進化させようとしていることを伝える重要性についてお話しいただきました。

グループディスカッション

淡路様、早田様による発表後は、3つのグループに分かれてディスカッションが行われました。今回のテーマ「部門間の偏りの解消、女性活躍領域の拡大」は論点も多く、解決に向けたステップとして、女性上級管理職(部長以上)登用に向けたキャリアをどのように考えていくかに絞り込んで、議論いただくことになりました。 特に技術系の部門においては部長以上の登用が少なく、ロールモデルを作らなければならないといった共通の課題も見つかり、活発な議論が交わされました。

実行リーダーの会の最後は内永会長理事から総括のコメントがありました。
部門間における偏りをどう無くしていくかは大切ですが、進められる部門から率先して増やしていくことも大切です。過渡期は女性活躍を進められる部門、進まない部門があっても仕方がない、均等には進まないものだと考えています。進んでいる部門から進んでいない部門が学んでいくこと。
J-Win実行リーダーの会に参加いただいている企業の皆さんに限定しても、業態や歴史、顧客が異なる中で共通する指標などはありません。事例や課題を共有し、一緒になって議論しながら解いていければよいと思います。