2023年３月15日（水）、ダイバーシティ推進責任者・担当者向けの内永会長理事とのラウンドテーブルを日本教育会館（千代田区）にて開催しました。
ダイバーシティ推進の実務者同士の情報交換では解消されない課題を、内永会長理事は経営層として、D＆I推進に長く携われたご経験より、明確な方向性を示し激励を送る会となりました。

内永会長理事とのラウンドテーブル

当日参加したダイバーシティ推進責任者・担当者から出された主な課題は、以下の通りです。

• 過去の成功体験にとらわれる役員層に新しい人・もの・ことを受容する意識となってもらいたい
• 少人数のD&I推進者でスコープが広く、課題が複数ある状況に対応しなければならない
• 現場の中間管理職層が多様性のある組織のメリットを実感できなく、自分ごとにならない
• いわゆる”粘土層”に風穴をあける（味方となるChange Agentを作りたい）
• 経営層に必須のリーダーの資質とは（女性の促成・登用に当たり）
• 全社のD&I推進を部門戦略に落とすには（目の前の目標と、将来を見据えた組織形成の考え方）

内永会長理事は一つひとつ丁寧にアドバイスを行い、参加企業からも施策事例が紹介されました。

今回はダイバーシティ推進担当となって１年未満の皆さんが多くを占めていました。
内永会長理事から「ダイバーシティはChangeを促すための媒介。皆さんが声を上げて、行動を起こして変えていくことが会社への貢献になります」「今までにないことを始めるには抵抗があるのが当たり前、信念をもって進めることが大切です。良いこともたくさんあるはず。自信をもって、決してめげずに進めましょう！」
そして「一緒に頑張りましょう」というエールが送られ、参加メンバーにとって新年度に向け意を新たにする機会となりました。