2023年2月16日（水）、J-Win Next Stageネットワーク2月度定例会を会場（日本青年館ホテル）とオンラインのハイブリッド形式にて開催。会場には24名、オンラインには142名の合計166名が参加しました。

Next Stageネットワークの学びのテーマ（2022年度）は「グローバルに考える力を身につける」。ビジネス・社会・生活のすべてが「グローバル」とつながる現代において、多様な価値観を取り入れ、自らの考え方を発信することが極めて重要となっています。 グローバルでの競争が激化する企業に中で、どのようにして上位職をめざしていくのか、その議論を重ねてきたネットワークメンバーの活動も最終的な局面を迎えています。 そこで今回の定例会では、日本電機株式会社 執行役員の青山朝子氏をお迎えし、「グローバル・リーダーに向けて」をテーマにご講演いただきました。

講演「グローバル・リーダーに向けて」

日本電気株式会社 執行役員 グローバルBU CFO 兼 サービスプロバイダSL事業部門長 兼 ワイヤレスSL事業部門長

青山 朝子 氏

2020年に日本電気株式会社（NEC）に入社された青山氏。
NECのサービスプロバイダソリューション事業部門長として、2つのグローバル部門と海外子会社のファイナンスを統括しています。NECの入社前は、日本のコカ・コーラビジネスでボトラーの再編をリードするなどのご経歴の持ち主です。
今回のご講演「グローバル・リーダーに向けて」では、CFOに求められる資質やスキル、変革を起こすリーダーシップにとって必要なこと、そしてグローバルマインドセットについて詳しくお話しいただきました。また、グローバルビジネスでの豊富なご経験やご自身のキャリアの軌跡とルールについてもご披露いただくとともに、講演最後には「チャンスが来たら迷わず『Yes』と答えて」と力強いメッセージを頂き、自分を見失わなず、前を見つめる勇気と多くの学びをいただきました。
講演後には会場、オンラインのメンバーとの質疑応答。グローバルでのリーダーシップやキャリア形成について多くの意見が交換されました。
当日の参加メンバーにとって印象深かった内容をいくつかご紹介します。（感想文抜粋）

Next Stage ネットワークメンバーからのコメント

チームやプロジェクトの大小にかかわらず、一人ひとりが能動的に行動するようになるためにはビジョンの浸透が大切であること。そこからプライオリティの判断ができ、組織が活性化し、前に進みだすのだと理解しました。「皆が向かう方向をしっかりと伝える」という部分にしっかり注力することが、結果的には効率的であったり、高い効果が得られるのだと気づきを得ました。

現実にグローバルメンバーとの会話の中で、いかに論理的な説明を尽くしてもなかなか前に進まないということはありました。人である以上、感情やなんとなくの抵抗感などで進まないこともあるよ、とお話いただき大きな気づきになりました。またLQという考え、違いについてはしっかり口に出してコミュニケーションする、という点は即日実行に移すことにします。

ご自身のキャリアにおいてもVisionを持ち、プライオリティ付けをして邁進されていらっしゃる青山様から、最後に「チャンスが来たら迷わずYesと答えて」というメッセージをいただきました。相手はあなたができると思って声をかけているのだからと。新たな職場でチャレンジする時は「私は私、Bestな私」と思い、前任と比較することなく、自分なりのベストを尽くしていきたいと思いました。