女性経営者育成塾・女性技術者育成塾

2022年12月21日

「第10期 内永塾 第2回ワークショップ」を開催しました

2022年12月21日(水)、「第10期内永塾 第2回ワークショップ」を国際文化会館(港区六本木)にて開催しました。

内永塾の目的・意義

内永塾は、経営層を目指す人材の育成塾です。今年度で10期目となり、卒業生からは24名の執行役員が誕生しています。
「経営層」とは、企業の意思決定に参加できる人材のこと。企業経営の重要な意思決定の場を、多くの女性が自ら目指すことが『J-Win 内永塾』の目標です。

内永塾では、3つのプログラム「ワークショップ(経営層から気づきを得る)」「メンタリング(自分ごと化)」「自己研鑽(自己理解・自己分析/立志宣言・行動化)」を通じて、塾生たちが「自らが経営者を目指す覚悟を決め、そのための行動を考え抜き、実践する」ことを目指します。

ワークショップでは、経営トップから経営者に必要な「ビジョン・戦略・実行推進・人間的魅力・決断力」の5つの視点を学びます。第2回目となる今回のワークショップは、元・ヤマトホールディングス株式会社 代表取締役社長 有富慶二氏をお招きし、ご講演いただきました。
塾生達は講師への質問と、講師とのディスカッションで議論したいテーマについての事前課題に取り組み、ワークショップに臨みました。

講演 「サービス業経営の奥義」
元・ヤマトホールディングス株式会社 代表取締役社長 有富慶二氏

3つの社訓を創業時から守り続け、経営の要としているヤマトグループ。トップとして何に重点を置いて経営してきたのか、リーダーとして必要な資質や振る舞いについて有富氏にご講演いただきました。また、宅急便など顧客へのサービス提供において必要だとお考えになっていることなど、サービス業における哲学についてもお話しくださいました。

講演後にグループディスカッションを行い、講演で得た気づきを他の塾生たちと共有し、事前学習で検討した有富氏に質問したい内容を、さらに深めていきました。
続いての有富氏とのディスカッションでは、塾生からの質問に有富氏は熱意を込めて答えてくださいました。

最後に、有富氏から「是非、トップを狙ってください」とストレートなエールを頂戴し、ワークショップは終了しました。
有富氏からサービス業経営の貴重な奥義を学ぶと共に、強く背中を押していただき、経営層を目指す塾生たちの覚悟はいよいよ定まってきたようです。