女性経営者育成塾・女性技術者育成塾

2022年10月12日

「第10期 内永塾 第1回ワークショップ」を開催しました

2022年10月12日(水)、「第10期 内永塾第1回ワークショップ」を会場(国際文化会館)とオンラインのハイブリッド形式にて開催しました。当日は、会場12名、オンライン3名の合計15名が参加し、第10期塾生全員が揃いました。

経営層を目指す人材を育成するため、2013年に始まった「J-Win内永塾」。今年度で10年目を迎え、卒業生からは24名の執行役員が誕生しています。

内永塾の塾生のゴールは「自らが経営者を目指す覚悟を決める。そのための行動を考え抜き、実践する」こと。下記の3つのプログラムを相互に関連させながら、塾生たちはそのゴールを目指します。

第10期 内永塾プログラム
  • 経営トップによるワークショップ(経営者の経験・知見・人間力から、気づきを得る)
  • メンタリング(自分に軸を置き自分ごと化・実践プランに落とし込む)
  • 自己構築(自己分析・実践・共有・リフレクション)
2022年度内永塾第1回アジェンダ
  • オリエンテーション(内永塾について)
  • 塾生心得
  • 塾生自己紹介
  • 内永ゆか子塾長 講演
  • グループディスカッション
  • 内永塾長とのディスカッション
  • ラップアップ 個人ワーク(思考の整理)

塾生心得

塾生をサポートするファシリテーターである、NPO法人J-Winの廣瀬競氏より、塾生心得が説明されました。
この塾では経営層に必要な力を「ビジョン、戦略、実行推進、決断力、人間的魅力」の5つの視点で考えること。内永塾はノウハウ研修ではなく、この機会を最大限の意活用するためには塾生の能動的な参画が必要であり、塾生同士で交流することで相互研鑽に努めてほしいと伝えられました。

内永ゆか子塾長(J-Win会長理事) 講演「IBMで学んだグローバル戦略」

内永会長理事1971年に日本IBMに入社し、2007年までの36年間勤務した経験を振り返り、そこから得た学びについて塾生に共有しました。
90年代初頭に業績悪化したIBMが、ガースナーCEOのリーダーシップにより変革し、業績回復したこと。その経験が自身の思考・行動パターンの基礎となり、ベルリッツCEOとしての戦略と実行につながったことを、新塾生の皆さんに熱意を込めて伝えました。
塾生たちは経営者として必要な視点を意識しながら、一言も聞き漏らすまいとメモを取り、集中して聴講しました。

ディスカッション、ラップアップ

塾生各自が講演でから得た気づきを言語化し、グループ内でディスカッションして理解を深めていきました。経営者を目指す仲間との対話は、またとない相互研鑽の機会となります。

続けて内永塾長が各テーブルを回り、塾生とディスカッションしました。グループディスカッションを通じて深めた考察を各自が発言し、塾長との対話によりさらなる気づきを得ることができました。

最後は全体を振り返っての個人ワークの時間。ワークショップを通じて得た気づきを行動に落とし込むために、各自で思考を整理しました。

主体性をもって自ら積極的に吸収することが求められる少数精鋭の内永塾。半年間の貴重な時間を最大限活用すべく、塾生たちの積極的な取組がスタートしました。

内永塾生集合写真