Next Stageネットワーク
開催日:2022年09月21日
「Next Stageネットワーク9月度定例会」を開催しました
2022年9月21日、J-Win Next Stageネットワーク9月度定例会を会場とオンラインのハイブリッド形式にて開催し、会場21名、オンライン183名のメンバーが参加しました。
Next Stageネットワークメンバーが上級管理職にギアアップするためには、知識・スキルを深化することが必要です。
現代はビジネス・社会・生活のすべてが「グローバル」につながっていることから、「グローバルに考える力を身につける」を、本年度のNext Stageネットワークの学びのテーマとして設定しています。
今回は、グローバル目線で考えるための思考力を身につけるにあたり、どのようなフレームワークに基づき何に取り組むべきかについて考察を深めるため、早稲田大学 名誉教授 内田イノベーション研究会代表 内田和成氏をお招きし、「仮説思考」についてご講演いただきました。
講演「ものの見方・考え方を拡張する『仮説思考』を学ぶ~グローバル目線で考えるための思考力~」
早稲田大学名誉教授 内田イノベーション研究会代表 内田和成氏
20年にわたるボストン・コンサルティング・グループ(BCG)でのコンサルタント経験をもち、2000年から4年間ボストン・コンサルティング日本代表を務められた内田氏。2006年には「世界で最も有力なコンサルタントのトップ25人」(米コンサルティング・マガジン)にも選出されました。
その経験から多くの書籍を著しており、中でも『仮説思考』のご著書はよく知られています。
ものの見方・考え方を拡張する「仮説思考」を内田氏より学び、グローバル目線で考えるための思考力をメンバー各自が養うことが今回の講演の目的です。
問題の全体像をとらえ、仮説を立てて仕事を進める「仮説思考」を、内田氏はBCGのコンサルタント時代に習得されました。
多様性や不確実性に溢れた現代においては、情報を収集するだけで時間が経過してしまいがちです。スピード感をもって物事を進めるには、大局的に物事を捉えて進める仮説思考が有効であり、これにより仕事の速さだけでなく正確性も高まります。この思考法を身に付ければ、ものの見方・考え方が拡張され、リーダーシップの発揮や、グローバルに考えることにもつながっていきます。
Next Stageネットワークのメンバーにとって、グローバル目線の思考力とともに、各自の仕事の質向上にもつながる価値ある学びとなりました。質疑応答では丁寧な回答とともに適切なアドバイスをいただき、理解をさらに深めることができました。
Team Jについて
続けて、広報幹事の株式会社内田洋行 芦本さんより、Next Stage ネットワークの小グループ活動「Team J」についての説明が行われました。
Team Jとは、今年度の重点施策である「場の活性化」「質の良いネットワーキング」の実現に向けた小グループでの活動の場です。
Next Stageネットワークメンバー全員が27のグループに振り分けられ、新たなつながりの場を得て絆を深めることを目的に開始されます。
内田氏は定例会後の交流会にもご参加くださり、参加したメンバーはさらに深堀りした問いを投げる機会を得ることができました。
今回の定例会を通じて、Next Stageネットワークメンバー各自が自身の思考方法について改めて考え気づきを得、上位職に向けたギアアップにつなげることができたようです。