High Potentialネットワーク

開催日:2021年10月14日

「J-Win 第11期High Potential ネットワーク10月度定例会」を開催いたしました

2021年10月12日(火)、14日(木)の二日に分けて開催した10月度の定例会は 『上司会』。
東京メンバー208名、そしてメンバー上司197名がオンラインで参加しました。

10月度定例会 『上司会』 のゴール

■ 第11期メンバー:
1. 様々な局面で求められるリーダーシップを知ることで、目指すべきリーダー像を明確化する。
2. 上司に、J-Win活動を紹介、体験していただき、J-Win活動を理解してもらう。

ゴール設定の背景:
期初のアンケート結果より、第11期メンバーのキャリアアップ意識は高いものの、リーダー像や目指す姿が明確でないメンバーが多く、また、非管理職が約8割を占めていることから、管理する立場での経験が不足していること。

■ 第11期メンバー上司:
1. 他社における人材育成・マネジメントに関する取り組みを知る機会であり、異業種交流の場としても活用していただく。
2. J-Win活動を理解し、メンバーのJ-Win活動をご支援いただく。

ゴール設定の背景:
昨年の上司会のアンケート結果より、上司会に参加していただいたことで、上司のJ-Win活動への理解が進み、部下へのサポート意識に変化がみられたこと。

High Potential ネットワークメンバーと上司、それぞれに今回の上司会でのゴールを準備させていただきました。
メンバーには求められるリーダーシップを知ることで、目指すべきリーダー像を明らかにすること、さらにはJ-Win活動を上司に説明し、体験していただき、J-Win活動を理解していただくことです。
上司の皆さまには、他社における人材育成・マネジメントに関する取り組みを知る機会としていただくこと。そしてJ-Win活動の理解とともにメンバーのJ-Win活動を支援いただくこととしています。

メンバーにとっては、上司の皆様からリーダーとしての考え方、組織としての活動といった学びを通じ、目指すべきリーダー像をより明確化することができ、上司にとっては部下(メンバー)のJ-Winでの活動とともに、目指す姿への理解を深めていただくことができた有意義な会となりました。

J-Winのご紹介・活動内容報告

J-Win事務局よりJ-Winの概要についての説明が行われ、引き続き幹事長からは第11期 High Potentialネットワーク活動方針と活動状況報告、そして副幹事長(定例会統括)より、定例会活動報告、副幹事長(分科会統括)より、分科会活動報告を行い、上司の皆さまの理解を深めて頂くことができました。

グループワーク
「テーマ① チームマネジメントのあり方」

このセッションでは、「管理職になってからの変化やチームマネジメントのあり方」について、メンバーと上司が合同でグループワークを行いました。上司の皆さまにはリーダーシップについてそれぞれのご経験やお考えを話していただきました。そして、メンバーは『なりたいリーダー像』を明確にし、リーダー像と現在の自分自身との間にあるギャップを埋めるためにどんなアクションを起こすかを考え、グループで共有しました。

グループワーク
「テーマ② 実体験をふまえ、これから管理職を目指す第11期メンバーへのアドバイス」

このセッションでは、メンバーから上司に半年間のJ-Win活動を経た自身の成長を伝えました。
そして、上司より自分の部下にアドバイスを伝えていただきました。

全体の感想 ~参加者アンケートより~

  • (メンバー)共通していたことは、メンバーの一人ひとり特徴・特色を活かし、能力を引き出すためには、時には能力以上と考えられる仕事をアサインすることもあるということ。また時には目的に立ち返り、整合性があるチームにするという話も印象的だった。自分もリーダーになったときは必ず意識していきたい。
  • (メンバー)チームマネジメントについては、それぞれ苦労があり、試行錯誤を繰り返して、自分なりの道を切り開いてきたことがわかった。マネジメントを目指すにあたり、つい正解を求めがちだが、良いことは継続し、うまくいかないことは改善するというトライ&エラーの積み重ねが必要だとわかった。「打合せの場以外で意見するのは自分の見苦しさをさらけだすだけだ」という言葉が身に染みて印象に残った。
  • (メンバー)「管理職の魅力は?」という質問に対して、部下が目標を達成して、育っていく姿、成長していく姿をみることが喜びということが印象に残った。
  • (上司)コミュニケーションの在り方についての話をたくさん聞いた。上司の皆さんが1on1をやっていると聞いたので、これから自分も始めよう思った。自分もHigh Potentialネットワークに2019年に参加して仕事とJ-Winでとても忙しかったのを覚えている。J-Winは参加の仕方により何が身に付くかが変わるので、終わったときに経験してよかった、これが身についたと実感が得られるように、最後まで走り抜けてほしい。
  • (上司) 印象に残った言葉は「言葉を持ち歩く」。心を動かされた言葉をスマホなど溜めておき、つらいときや失敗したときなどに読み返して立て直すというもので、早速始めたいと思った。また、長くマネジメントをしていると難しい判断をしないといけないときがくるという話をされた方がいた。皆さんも今後そういう場面にあった時に、ぶれないように軸をもつことが大事だと思う。J-Winは活動終わったときからがスタートという言葉もあった。人脈を大事に頑張ってほしい。
  • (上司) 皆さんの質問で「難しい人にどう対応するか?」という質問が出た。周りを巻き込み、周りの人に助けてもらう意見があり、自分も同じことやっているなという気づきがあった。そうすることでチームやチームの枠を越えて、社内でも助け合いができるのではないか。自分は男性ネットワークの一期生で、J-Winがどんな活動かはわかっている。社外の人達と議論するのはとても良いことだと思うので、これからも頑張ってほしい。