J-Win 第2回男性ネットワーク定例会を2021年7月15日に開催し、23社45名の男性ネットワークメンバーに参加いただきました。

■アジェンダ

1. 2021年度メンバー自己紹介
2. 2021年度男性ネットワークの活動について
3. 2020年度分科会活動の共有
   ① バイアス入ってる？
   ② 理想の管理職
   ③ 本気で1on1推進
   ④ Sixteen％
4. グループディスカッション
   テーマ 「D&I推進・女性活躍推進が進まないのは何故か、課題は何か」
5. グループディスカッションの共有

男性ネットワーク活動の概要と共有

〈全体概要と定例会の共有〉
J-Win男性ネットワーク活動の目的は、企業におけるダイバーシティ&インクルージョン（以下D&I）が、有効な経営戦略として多様性を確保し、女性の登用を加速させていくことにあります。D&I推進・女性活躍推進を加速するためには、その中心にいる男性管理職の方の理解と、オールド・ボーイズ・ネットワーク（OBN）の課題を乗り越える為の意識改革や率先した行動が必要不可欠です。男性ネットワークは、参加メンバー自らがOBNの課題を理解・腹落ちし、行動を起こすことで、企業における女性活躍推進・D&I推進のチェンジエージェントになっていただきたいと考えています。

〈分科会活動の共有〉
2020年度 男性ネットワーク活動報告

【バイアス入ってる？】

• テーマ：アンコンシャス・バイアス（無意識の偏見）について考える
• 活動内容：アンコンシャス・バイアス（無意識の偏見）は企業カルチャー、世代間、組織間など様々な場面で存在。アンコンシャス・バイアスが存在することを意識（コンシャス）することで、アンコンシャス・バイアスからくる「不都合」を解消

【理想の管理職】

• テーマ：女性メンバーのキャリアに対するネガティブイメージを払拭
• 活動内容：先達となる男性管理職が、働き方・行動・発言において「理想の管理職」としての範を示し、女性社員の背中を後押しできる「理想の管理職」として、働きかけ（育成・支援）を行う

【本気で１on１推進】

• テーマ：部下のキャリアに本気で向き合う男性管理職　～クロス1on1でOBNを超えよう!!～
• 活動内容：D&I推進、そして、OBNの解消には上司が部下のキャリアに徹底的に寄り添うことが必要。会社の垣根を越え、男女のコーチで〝クロス1on1〟を実施。コーチの男女間の比較から、男性コーチのOBNをあぶり出す

【Sixteen％】

• テーマ：オールド・ボーイズ・ネットワークの存在を自社内に知ってもらう
• 活動内容：マーケティング理論で普及率が16％を超えると爆発的に拡大すると言われることから、各企業でOBNを構成している男性に「気付き」を与え、認知度・普及率の拡大に努める。「気付き」の効果を高めるために、男性ネットワークメンバーによるオールドボーイズネットワークの解説や、J-Win Executiveメンバーをお招きしての外部企業講演イベントを開催

グループディスカッション

男性ネットワークメンバーが5つのグループに分かれてディスカッションを実施。テーマは「D&I推進・女性活躍推進が進まないのは何故か、課題は何か」。女性活躍推進を行うことの意義を確認し、それが進まない要因について意見を出し合い、多くの気づきを得てダイバーシティ＆インクルージョンへの理解を深めました。