J-Win 実行リーダーの会を2021年7月8日に開催し、オンラインでの開催となった今回の定例会には14社14名のメンバーの皆様にご参加いただきました。

■アジェンダ

1. オープニング
2. 実行リーダー ベストプラクティス共有
   日本アイ・ビー・エム株式会社 取締役副社長 福地 敏行 氏
3. 参加メンバーによる意見交換
   テーマ：部長・役員層への女性登用の加速
4. クロージング

実行リーダーの会 発足の背景と活動について

実行リーダーの会のメンバーは、「CEO会議」参加企業の役員の方々です。CEO会議で、経営トップ自らが女性活躍推進の現状を受け止め、本質的な課題を抽出し、各社のベストプラクティスなどを共有。これを受けて「実行リーダーの会」では、経営戦略としてのD＆I推進をより加速させるための「実行」「実現」「共有」「発信」を実際に遂行する、まさに実行するリーダーのネットワークとして発足しました。「CEO会議」と「実行リーダーの会」が両輪となって、経営戦略としてのD＆I推進を積極的に実行・実現していくことを活動全体の目的としています。

「ベストプラクティスの共有」
日本アイ・ビー・エム株式会社 取締役副社長
福地 敏行 氏

4月21日に開催された第1回CEO会議では、日本アイ・ビー・エム株式会社 山口明夫代表取締役社長より、「IBMにおけるダイバーシティ・インクルージョン」をテーマにお話いただきました。CEO会議での発表を受け、今回の実行リーダーの会では、同社 福地敏行取締役副社長から、実際のダイバーシティ・マネジメントをどう進めてきたのか、ご自身の経験を踏まえ、これまでの成功、失敗事例など具体的な活動について紹介いただきました。
経営トップは、すべての社員が自然体で持てる力を100％発揮できるよう、企業の文化や風土をつくり、すべての社員はD＆I推進の当事者意識を持つことが重要であると伝えられました。

意見交換
～ テーマ：部長・役員層への女性登用の加速 ～

会議の後半では、「部長・役員層への女性登用の加速」をテーマに、参加メンバーによる活発な意見交換が行われました。これまで企業内でしか捉えられていなかった課題認識が、意見交換を通じて実行リーダー全員に共有されたようです。今後も、各社のベストプラクティスをもとに、女性の登用を加速させるための取り組みやその実行にあたり工夫してきたポイントなどを吸収し、これからの対策の強化へと取り組んで参ります。