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ダイバーシティ推進活動
「2018年度 第9回ダイバーシティ推進責任者会議(課題ワークショップ⑤)」を開催しました。
2019/03/26
「2018年度 第9回ダイバーシティ推進責任者会議」を、2019年1月22日(火)に日比谷図書文化館で開催しました。
■課題ワークショップ: テーマ「業務プロセス・評価プロセスの見える化」
課題ワークショップ第5回目となる今回のテーマは、
「業務プロセス・評価プロセスの見える化」
。本テーマはJ-Winが推奨する取組8領域の一つですが、6番目の領域として掲げている「働き方の変革」と深く関わりがあり、「働き方の変革」実現のためには「業務プロセス・評価プロセスの見える化」は欠かせない課題である、と考えています。多くの日本の企業においては、個人の職務内容や責任範囲が明確に定義されていないなど「業務プロセス・評価プロセスの見える化」の推進の難しさが伺えます。今回は少人数での開催となりましたが、各企業の取組事例をじっくり聞く良い機会となり、情報交換や課題について活発な議論がなされ、大変有意義な会議になりました。
J-Winが提唱する取組8領域
1
経営トップのコミットメント
2
D&I推進実行体制
3
管理職のアカウンタビリティ
4
女性の育成
5
女性の意識改革
6
働き方の変革
7
業務プロセス・評価プロセスの見える化
8
組織風土の変革・男性の意識改革
●「業務プロセス・評価プロセスの見える化」に関する問題提起
問題提起:「業務プロセス・評価プロセスの見える化」を進める上での問題と課題とは?
はじめに、事務局より今回のテーマに関連して、「働き方の変革」と「業務プロセス・評価プロセスの見える化」との関連性に焦点を当て、「働き方の変革」を推進するためには「業務プロセス・評価プロセスの見える化」が重要な課題であること、また仕組みや制度などの働く環境の整備だけではなく、利用者(上司や社員)が、その意義をきちんと把握・理解していないと進まない為、個々の意識改革を同時に進める必要がある、と説明しました。また、「2019 J-Winダイバーシティ・アワード」から「働き方の変革」と「業務プロセス・評価プロセスの見える化」における企業の具体的な取組状況や施策、その分析結果などを紹介しました。
これらを踏まえ、「業務プロセス・評価プロセスの見える化」を進める上で、どのような問題があるのか?解決すべき課題は何か? などの問題提起をしました。
●ワークショップ:「業務プロセス・評価プロセスの見える化」における課題と取組の現状
「見える化」の取組と課題の共有、意見交換
グループワークにうつり、参加者が自己紹介とともに自社において行っている「見える化」の施策や、その範囲・対象と目的、そして課題について具体例を交えて紹介。各企業で様々な施策が行われている中で、課題も多く出され、活発な情報交換の場となりました。
その後、それぞれ紹介した施策について、参加者全員で質疑応答や意見交換を行いました。今回は、全体共有に費やす時間を全てグループディスカッションに充て、いつもよりじっくりと議論を行い、より理解を深めることができました。
<参加者のアンケートコメント抜粋>
-他社の取組を聞いて、自分の会社に不足しているものに気付くことができました
-同じ取組でもやり方が異なっているので参考になりました
-評価と業務と別々の回で開催していただきたいくらい、 根の深い課題と思いました
-RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の取組は参考になったので、自職場でも共有したい
-職務記述書を明確にする、達成率を見える化する、評価には納得感が必要
2018度5回開催した課題ワークショップは 各回とも、特定の課題をテーマに、参加者同士で積極的な議論が繰り広げられました。議論された内容については、事務局で整理し、今後機会を得て提示する予定です。
<参考>
課題ワークショップ①:テーマ「女性の育成」「女性の意識改革」(2018年6月14日)開催報告
課題ワークショップ②:テーマ「管理職のアカウンタビリティ」(2018年7月19日)開催報告
課題ワークショップ③:テーマ「上級管理職登用に向けての取組」(2018年10月23日)開催報告
課題ワークショップ④:テーマ「組織風土の変革・男性の意識改革」(2018年12月11日)開催報告
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