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ダイバーシティ推進活動
「2018年度 第4回ダイバーシティ推進責任者会議(課題ワークショップ②)」を開催しました
2018/08/22
「2018年度 第4回ダイバーシティ推進責任者会議」を、2018年7月19日(木)に東京ウィメンズプラザで開催しました。
■課題ワークショップ: テーマ「管理職のアカウンタビリティ」
今回のダイバーシティ推進者会議は、会員企業のダイバーシティ推進責任者・担当者による課題共有と議論の場として
「課題ワークショップ(情報共有会)」
を開催しました。この会議は、J-Winが提唱する取組8領域における特定の課題に特化して会員同士で意見交換する中から、解決のヒントを得てもらうことを目的とした本年度から開始しているプログラムです。
課題ワークショップ第ニ回目となる今回は
「管理職のアカウンタビリティ」
です。第一回目のテーマであった「女性の意識」、「女性の育成」とともに、女性活躍の推進上重要な領域であり、また会員企業における推進上の悩みとして常に上位に挙がるテーマです。 短い時間の中でも、各企業の取組事例などの情報交換や、課題について議論がなされ、大変活発な会となりました。
J-Winが提唱する取組8領域
1
経営トップのコミットメント
2
D&I推進実行体制
3
管理職のアカウンタビリティ
4
女性の育成
5
女性の意識改革
6
働き方の変革
7
業務プロセス・評価プロセスの見える化
8
組織風土の変革・男性の意識改革
●「男性の意識・管理職のアカウンタビリティ」に関する問題提起
問題提起:「女性活躍について、管理職の言動が大きな影響を及ぼす一方、男性自身が自分事化していない
事務局より今回のテーマに関係して、管理職の言動が女性活躍推進に及ぼす影響が大きいことを挙げ、各企業の管理職のアカウンタビリティに関する施策の状況を紹介する一方、男性の意識が女性活躍の障壁となっているという声がたびたび聞かれることを説明しました。 その原因として、コミュニケーション不全や男性自身が自分事化されていない状況があり、またその根底には男性管理職のアンコンシャス・バイアスの存在が大きく影響しているのではないか、との問題提起を行いしました。
●ワークショップ:「男性管理職の言動におけるアンコンシャス・バイアス」の要因
性別や働き方、マネジメントなどに対する思い込みの要因はコミュニケーション不足
グループワークに移り、参加者が自己紹介とともに、自社のありたい管理職の姿とそれを実現するための取り組み状況や推進における課題について、具体例を交えて紹介しました。 続いて、グループ毎に参加者が出し合った、ありたい管理職の姿を整理、理想とする管理職の取るべき行動や言動を議論し、まとめました。 「男女関係なく偏りのない仕事の振り方ができる」、「部下への期待を伝えることができる」、「プライベートも含めた個別の事情を理解する為のコミュニケーションが日頃から取れている」、「新しいアイデア・施策を積極的に受け入れ、個の力を組織に活かせられる」、「ワークライフバランスに理解があり、自ら実践している」、などがあるべき姿として出されました。
そして最後に、理想の管理職像の言動に対して、そうなっていない現実(ギャップ)とそこに潜むアンコンシャス・バイアスを洗い出し、グループ間で共有を行いました。 「性別による強い役割意識がある」や「女性は仕事よりも子育てや家庭を大切にしたいと思っている」といった性別に対する思い込み、また「働き方に制約がある人は戦略外」、「長時間労働をして成果を出す」といったワークライフバランス・長時間労働に対する思い込みなど具体的なアンコンシャス・バイアスが数多く出されました。ワークショップのアウトプットは事務局で整理して今後の参考の為に参加者に配布されました。
<参加者のアンケートコメント抜粋>
-限られた時間のグループワークでしたが、個社毎の悩みや施策を共有でき、得るものが多くありました
-改めて女性活躍におけるアンコンシャス・バイアスの存在の影響を理解でき、今後の施策検討への切り口を得られた。
-アンコンシャス・バイアスについては存在を知ること、理解することが1st Step。それがあってようやくインクルージョンのStepに進めるということをあらためて理解しました。
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