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ダイバーシティ推進活動
「2018年度 第8回ダイバーシティ推進責任者会議(課題ワークショップ④)」を開催しました。
2018/02/13
「2018年度 第8回ダイバーシティ推進責任者会議」を、2018年12月11日(火)に東京ウィメンズプラザで開催しました。
■課題ワークショップ: テーマ「組織風土の変革・男性の意識改革」
12月のダイバーシティ推進責任者会議は、
「課題ワークショップ(情報共有会)」
を開催しました。この会議は、本年度から開始しているプログラムで、J-Winが提唱する取組8領域における特定の課題に特化し、会員企業様同士の意見交換を通じて解決のヒントを得てもらうことを目的としたものです。
課題ワークショップ第4回目となる今回のテーマは、
「組織風土の変革・男性の意識改革」
です。D&I推進には、女性の育成、女性の意識改革の取組と同様に、男性(特に管理職)の意識改革、また組織全体の風土を変革することが必要です。 本テーマは、J-Winが推奨する取組8領域の一つの項目ですが、「男性社員への対応」、「無意識のバイアス」、「抵抗勢力への対応」などでお悩みの企業様も多く、推進の難しさが伺えるテーマです。 限られた時間設定の中でも、各企業の取組事例などの情報交換や課題についての議論がなされ、大変活発な会議となりました。
J-Winが提唱する取組8領域
1
経営トップのコミットメント
2
D&I推進実行体制
3
管理職のアカウンタビリティ
4
女性の育成
5
女性の意識改革
6
働き方の変革
7
業務プロセス・評価プロセスの見える化
8
組織風土の変革・男性の意識改革
●「女性活躍のための組織風土」に関する問題提起
問題提起:「女性活躍のための組織風土」変革を進める上で、あるべき姿とは?
はじめに、事務局より今回のテーマに関連して、「時代や環境の変化に対応するためには、過去の成功体験からの脱却が必要であり、女性活躍は同質化した組織(従来の考え方・方法が繰り返される組織)を変革する第一歩である」と説明しました。そして、組織変革のための課題を「会社の仕組み・環境」、「個人(男性)の意識改革」、「男女が一緒に働く職場環境」の3つに分類して説明。また、「2018 J-Winダイバーシティ・アワード」から企業の取組状況や先行企業の事例、「Catalyst」によるインクルージョンの考え方などを紹介しました。
これらを踏まえ、今回のテーマである「女性活躍のための組織風土」変革を進める上で、あるべき姿とは?その課題は何か? などの問題提起を行いました。
●ワークショップ:「女性活躍のための組織風土」実現のために必要な要素を探る
女性活躍のための組織風土実現には管理職(特に男性)の意識改革が共通認識
グループワークにうつり、参加者が自己紹介とともに自社において目標とする組織の状態と、そのための必要な取組施策、施策の実施過程における課題について、具体例を交えて紹介。各企業で様々な施策が行われている中で、課題も多く出され、活発な情報交換の場となりました。
その後、参加者が出し合った目標や課題を参考に、グループごとに「ありたい組織の姿」を定義し、その時に必要となる要素や課題と、その対応策をまとめました。最後に、各グループで話し合った内容を全員で共有しました。
各グループとも、それぞれ違った切り口で議論の深堀りが行われました。共通認識として、「違いを活かし、イノベーションが生まれ続ける組織」が、女性活躍のためのありたい姿であることを確認。そのためには「個々の違いを尊重し、誰もが安心して意見を言い合える」環境の醸成、また、「従業員の一人ひとりの働きやすさ」を実現することが必要で、その対応策として、特に男性の意識改革や、管理職のマネジメント研修の実施、人事制度やオフィス環境の検討・整備の必要性が提示されました。
ワークショップのアウトプットは事務局で整理し、今後の参考のために参加者に配布しました。
<参加者のアンケートコメント抜粋>
-大変参考になる事例。すぐに取り組めそうな事例をたくさん聞けました
-各社の課題が聞けて良かったです
-上司と女性社員への意識調査やTop down の重要性などの他社事例が参考になりました
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