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ダイバーシティ推進活動
「2022年度 第4回 ダイバーシティ推進責任者会議」を開催しました
2022/07/29
2022年度 第4回ダイバーシティ推進責任者会議を、7月1日(月)に会場(エッサム神田2号館)およびオンラインにて開催しました。
会場での開催は2019年度第10回(2020年1月開催)以来。会場参加の皆さんからは直接会うことでメンバー同士の情報交換ができたこと、また、オンライン参加の皆さんからは遠方からでも参加できたことなど、ダイバーシティ推進責任者会議のハイブリット開催を高く評価いただきました。
内永会長理事による講演「経営戦略としてのダイバーシティ・マネジメント」では、ダイバーシティ推進は女性のために行うのではなく経営戦略の要であることや、ダイバーシティ推進の第一歩となるのが女性活躍であること。さらには、女性活躍推進の阻害要因についても詳しく説明いただきました。講演の最後には、当日の参加者に向けて「ダイバーシティ推進は大変ですが一緒になって前に進みましょう!」とのエールが届けられました。
内永会長理事からのメッセージを受け、これからのダイバーシティ推進に向けた活動意欲も高まり、大変有意義な会となりました。
■ 内永会長理事 講演要
経営戦略としてのダイバーシティ・マネジメント
世界のビジネスモデルは激しく変化していますが、日本はそこから取り残されている状況です。
これまで成功をしてきたビジネスモデルを変えるためのゲーム・チェンジャーとなるのがダイバーシティです。ダイバーシティ推進は女性のためではなく企業の成長のためのものであり、組織にとって最も受け入れやすいのが女性活躍です。企業において女性は人数も多く、文化も理解しているけれど活躍が阻まれているマイノリティであるからです。
日本企業で女性のキャリアアップを阻んでいる要因は、「ロールモデルがなく将来像が見えない」「仕事と家事/育児のバランス」「オールド・ボーイズ・ネットワーク」の3つです。
キャリアアップを望まない女性は多いのですが、管理職の面白さを示し、家事や育児を完璧にこなさなければという気持ちの枠を取り払えば、キャリアアップ意識は大幅に向上するということがJ-WinのHigh Potentialネットワークの活動においても証明されています。
同質性を尊重する日本において、オールド・ボーイズ・ネットワークの影響は大きいと考えられます。男性を中心とした明文化されていない約束事、仕事の進め方などが培われ、暗黙の文化として組織を支えています。J-Winでは男性ネットワークのメンバーである男性管理職の皆さんが、D&I推進が経営戦略であることを理解し、このオールド・ボーイズ・ネットワークに気づき、女性活躍推進に向けて自ら行動を変えようとしています。
企業でダイバーシティを推進するには、経営層と部門を巻き込むことが重要です。それは大変なことではありますが、J-Winを活用し、ダイバーシティ推進責任者・担当者の皆さんが研鑽し合いながら共に前に進み、会員企業や社会に提言していきましょう。
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