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ダイバーシティ推進活動
「2022年度 第1回男性ネットワーク定例会」を開催しました
2022/07/29
2022年度 第1回目のJ-Win男性ネットワーク定例会を、6月10日(金)に会場(日本教育会館)およびオンライン配信によるハイブリットスタイルで開催しました。
第6期のキックオフとなる今回の定例会には36社69名の男性ネットワークメンバーに参加いただきました。
日本企業が経営戦略としてのダイバーシティ・マネジメントを促進し、定着させていくためには、男性管理職がD&I推進の価値と自らの役割・責任を理解し、女性の育成や登用に具体的な行動を起こすことが重要です。
これから1年間、男性ネットワークのメンバーとなった男性管理職の皆さんは、メンバー同士の議論、内永理事長や男性・女性エグゼクティブの講演と意見交換を通じて、各自がD&I推進の本質的な価値に気づき、腹落ちし、企業において具体的な行動を起こすチェンジエージェントになることを目指していきます。
2022年度初となる男性ネットワーク定例会は、内永理事長による講話 「経営戦略としてのダイバーシティ・マネジメント」から始まりました。男性ネットワーク第6期のメンバーが、「経営戦略としてのD&I推進や女性活躍推進の重要性」を理解し、これからの活動に向け意識を高めていくことを目的とした講話です。
講演後は、メンバーから多くの質問が寄せられ、内永理事長が一つひとつ丁寧にお答えし、アドバイスしていきました。
内永理事長講話 「経営戦略としてのダイバーシティ・マネジメント」
テクノロジーの進化により、世界で起きた変化が一瞬にしてビジネスにも影響を及ぼすようになっています。このような時代において、過去の成功体験や価値観にこだわった経営を続けていれば、ビジネスの世界で生き残ることはできません。
なぜダイバーシティが必要なのか。多様な価値観を経営に取り込み、ビジネスモデルを変革させることでしか、変化の激しい世界で企業が生き残り続けることはできないからです。
ダイバーシティの中で、日本企業にとって最もリスクが少なく、メリットが大きいのが女性の活用です。女性の活用ができずに、他のダイバーシティの導入がうまくいくとは思えません。
女性の活用を阻む要因の一つに「オールド・ボーイズ・ネットワーク」があります。 歴史のある成功した企業や組織の中で男性を中心に培われてきた明文化されていない約束事やルール、仕事の進め方等でその組織を支えてきた暗黙の文化です。同質性が高く、変化のゆるやかな時代に於いては意志統一が図りやすいというメリットはありますが、変化の激しい時代には通用しません。
残念ながら、日本ではこの「オールド・ボーイズ・ネットワーク」が今も根強い影響力を持っています。男性ネットワークのメンバー皆さん、まずはこの「オールド・ボーイズ・ネットワーク」に気づき、自分事として受け止めることから始めてください。それが自身や自社の課題を洗い出し、解決に向け行動することにつながっていきます。
過去のビジネスモデルで成功を収めてきた人達にとって、新しい発想を取り入れ、改革を進めていくことは極めて難しいことです。世の中の変化に対応し、イノベーションを起こすには多様性が必要です。D&I推進、その第一歩である女性活躍推進には男性管理職の理解と行動が不可欠です。男性ネットワークのメンバーとなった皆さんが、この活動を通じてD&I推進のチェンジエージェントとなることを期待しています。
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