2022年度 第2回ダイバーシティ推進責任者会議は5月18日（水）にオンラインにて開催され、2022 J-Winダイバーシティ・アワード、ベーシックアチーブメント大賞を受賞された株式会社日立ハイテク様、準大賞の三井住友信託銀行株式会社様よりベストプラクティスの発表、情報共有を頂きました。
10のグループに分かれたディスカッションでは各社が考える一番の課題と考える要因について語っていただきました。次回の第3回では、課題テーマ別にディスカッションを行う予定です。

【第2回ダイバーシティ推進責任者会議 アジェンダ】

1. 2022 J-Winダイバーシティ・アワード結果概要
2. ベストプラクティス共有 株式会社日立ハイテク様
3. ベストプラクティス共有 三井住友信託銀行株式会社様
4. グループディスカッション「今、自社で一番の課題」

■ 2022 J-Winダイバーシティ・アワード概要

受賞企業のベストプラクティス共有に先立ち、2022 J-Winダイバーシティ・アワードにエントリ―頂いた各社の実績及び取組状況の概要について事務局からの説明を行います。実績と取組の数値の見方、職位別、採用における女性比率の時系列推移、各分野における各社の取組状況の結果をお伝えするとともに、他社との比較、自社の経年変化について数値化、見える化することの大切さについてお話ししました。

■ アワード受賞企業のベストプラクティス共有

2022 J-Winダイバーシティ・アワード　ベーシックアチーブメント大賞受賞の株式会社ハイテク　人事総務本部　ダイバーシティ推進グループ　部長代理の松本様、準大賞受賞の三井住友信託銀行株式会社　審議役兼Ｄ＆Ｉ推進室長の安念様より授賞理由となった項目を中心に、自社の取組について発表頂きました。両社ともトップが、強いリーダーシップを発揮し、自らの言葉で繰り返しＤ＆Ｉの重要性をすべての社員に向けて発信していらっしゃることが参加者にも強く印象付けられたようです。


続いて行われたグループディスカッションでは、各社が今一番課題と考えていることについて話し合われました。ここでも「経営層の真の理解と自分ごと化」を挙げる方が多く、次いで、若手女性社員の育成、企業文化の醸成、中間管理職層のアンコンシャスバイアスなどが、各社共通の課題となっているようです。
今後、各課題についてのディスカッションを進めてまいります。