J-Win 第6回男性ネットワーク定例会を2020年11月19日に開催し、男性ネットワークメンバー21名がオンライン参加しました。

■ アジェンダ
（1）　分科会活動状況の共有
（2）　分科会活動に関するExecutitv ネットワークメンバーからの助言、意見、質問
（3）　Executitve ネットワークメンバーとのラウンドテーブル
（4）　Executitve ネットワークメンバーからの総評
（5）　分科会活動
（6）　分科会の共有

男性ネットワーク活動の目的は、企業の経営戦略であるダイバーシティ＆インクルージョンを推進・加速させること。そのためには、男性管理職自らが女性活躍推進を阻んでいる「オールド・ボーイズ・ネットワーク」の存在に気付き、自分事として受け止め、課題を抽出し、議論を深め、解決策を導き出し行動を起こしていくことが重要です。
第6回男性ネットワーク定例会では、アドバイザーとしてJ-Win Executiveネットワークメンバーの木曽川様（アフラック生命保険株式会社 執行役員）、浜口様（株式会社ベルシステム24ホールディングス 常勤監査役）のお二人をお招きしました。分科会活動へのアドバイスやラウンドテーブルでのディスカッションを通じて、多くの学びと気付きを得る機会となりました。

●木曽川様、浜口様からのご助言・ご意見
・男性管理職が何を悩み、模索しているのかを知ることができ、私としても大変勉強になりました。
・本件（オールド・ボーイズ・ネットワーク）に関する理解と方向性の導き出しには、個人差があると感じました。深く理解されている方と、まだ少し腹落ち感が無い人が混在しているようです。
・男性管理職の方が、女性活躍推進を実行する上で逡巡されている生の声を聴くことができ大変参考になりました。
・ともすれば手段が目的化してしまう事がありますが、皆様は事の本質を捉えられ、目的を見失わず、 D&Iを推進して頂きたいと思います。
・男性ネットワークの皆さんは、今後の企業内でのインフルエンサーとしての強力なリーダーシップを期待されていると思います。本質の理解と方策の立案にご尽力いただければと思います。
・ぜひ、女性社員の背中を押してあげてください。誰しも自信がないところから始まりますが、周囲のサポートがあれば、新たな能力開発、キャリア開発ができるものと思います。
・オールド・ボーイズ・ネットワークの存在、アンコンシャスバイアスの存在を正しく理解して、事象だけでなく、その要因を明確にすることによってD＆I推進、女性活躍について先進的に取り組まれることを期待します。


・Executive ネットワークのお二人の意見を聞けて、参考になることが大いにあった。特に、若い頃から女性に男性と同じ仕事をさせることが重要であることを知ったことが発見であった。
・女性はキャリアアップに関して本当に慎重であることが理解できた。経験がない、実績がないことを理由に、管理職には不向きであると勝手に思い込んでいる。私たち男性管理職が後押しすることの重要性も理解できた。
・「同質性」、「働き方改革の必要性」、「女性メンバーへのいらぬ配慮、もう一押し」などの言葉が印象に残った。
・「企業のD&I推進、最後は経営トップによるコミットメントが重要」という言葉が印象的であった。