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ダイバーシティ推進活動
「第3回 男性ネットワーク ~男性による男性のための女性活躍推進を検討する会~」を開催しました。
2018/06/26
「男性ネットワーク ~男性による男性のための女性活躍推進を検討する会~」の第3回目の会合を、2017年11月28日(火)に東京ウィメンズプラザ・会議室で開催しました。
この検討会は、人事部でダイバーシティ推進の担当されている管理職と、その他営業などの職場で女性部下を持つ男性管理職で構成されています。
今回は、課題に対して、より良い解決策を導出するために、女性活躍推進を長年実践されてきた先輩から話を聞く機会を設け、その後検討テーマ
『女性の職域拡大』『D&I推進、理解と浸透』
について、各人の行動や提言に結びつけるために、前回の会で出た課題に対して要因を探る議論を行いました。
(*肩書き等は実施当時のものです。)
■事例紹介&質疑応答
日本航空株式会社 人財戦略部 部長 福家 智 氏
議論をスムーズに進めるために、男性管理職としてD&I推進を進めてこられた先駆者である日本航空株式会社 人財戦略部 部長 福家氏より事例を紹介していただきました。
日本航空株式会社で実施してきたD&I推進活動について、特に管理職に関する部分を中心に話を伺い、
「管理職自身が行動すること、過度な配慮の払拭、バイアスの排除が重要」「D&Iの成果が見えないというが、成果を出すためにやっている、成果につながることを信じて取り組むことが大切」
とのメッセージをいただきました。
質疑応答では、男性の多い職場、女性の多い職場など女性比率の違う職場の女性活躍推進の違いなど、社内に多様な職能をもった組織を抱えておられる企業ならではのお話が聞けました。
■議論内容の情報共有とまとめ
つづいて、第2回にてグループで議論した内容を共有した後、全体で課題を深掘りし、提言につなげる解決策を導き出すことを目的に議論を実施。まずは、個人で管理職の行動に関わる課題を中心にその要因と解決策を出し、それを皆で共有しながら議論しました。
『女性の職域拡大』
は、たとえば”女性への過剰な配慮の解消”といった課題に対して、「過剰な配慮と思っていない、守るべきものという思い込みがある」といった要因が考えられ、
「直接的コミュニケーションや公平な評価軸の作成」
が解決策として出されました。
一方、
『D&I推進、理解と浸透』
は、たとえば”女性排除でキャリアアップが行われてきた現状の認識”といった課題に対しては「場当たり的に、個人の一存でのキャリア形成・育成している」といった要因が考えられ、
「組織としてキャリア形成を行う(継続的、透明化)」
が解決策として出されました。
以上のようにいくつかの要因や課題は出されたものの、議論の時間が短く、要因出しと議論が不十分となりました。
次回では、議論の不十分さも加味して、要因の深掘り検討を再度行う予定とします。
男性ネットワーク ~男性による男性のための女性活躍推進を検討する会~
◆目的
企業の経営戦略としてのダイバーシティ・マネジメントを促進・定着させるため、管理職(特に男性)の女性活躍推進に関する問題点を洗い出し、課題解決から提言策定、自身の行動計画、実際の行動につなげる
◆目標(ゴール)
・提言をまとめて発表、自ら行動し周りを引き込み、具体的な行動に踏み出す
・今後のネットワークを構築する
<参考>
第1回(7月25日)開催報告
第2回(9月26日)開催報告
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