7月よりスタートした「 男性ネットワーク ～男性による男性のための女性活躍推進を検討する会～」の第2回会合を、2017年9月26日(火)に東京ウィメンズプラザ・会議室で開催しました。この会は、会員企業12社より14名の男性管理職の皆様で構成されています。

今回は、グループディスカッションを中心とし、第1回にて決定した2つの検討テーマ『女性の職域拡大』『D&I推進、理解と浸透』について、3つのグループで問題点を深掘りしてその原因を探り出し、提言につなげる解決策を導き出すことを目標としました。

男性ネットワーク ～男性による男性のための女性活躍推進を検討する会～ ◆目的 企業の経営戦略としてのダイバーシティ・マネジメントを促進・定着させるため、管理職（特に男性）の女性活躍推進に関する問題点を洗い出し、課題解決から提言策定、自身の行動計画、実際の行動につなげる ◆目標(ゴール) ・提言をまとめて発表、自ら行動し周りを引き込み、具体的な行動に踏み出す ・今後のネットワークを構築する

＜参考＞第1回（7月25日）開催報告　

はじめに、事務局より第1回の振り返りとして、検討テーマ決定までの議論の内容を整理して説明したのち、3グループに分かれ、約90分の活発な議論・検討を実施。その結果を会の最後に全体で共有しました。

グループディスカッションでは、各グループの検討テーマに対して、働き方改革・評価システム・D&I推進に必要な仕組み・環境などに関する他責の課題や、管理職自らコミュニケーションを図り、周りを理解する行動、過度な配慮の解消などに関する自責の課題について話し合われました。真剣な議論が行われ、他責の課題について整理・分析が進んだものの、自責の課題である「男性管理職自身の意識」については議論の時間が十分に確保できず、次回に持ち越しとなりました。

次回（第3回）は11月の開催を予定し、全員でさらなる検討・議論を行い、管理職自らの役割や責任、自主的な行動に向かうための課題と解決策の整理を進めていきます。