2012年度6回目のテーマ別勉強会が日本IBM株式会社の本社で開催されました。
今回のテーマは「D&I推進の軌跡と今後」。 IBMではなぜダイバーシティに取り組むのか、日本IBMでの取組みの歴史、今後のチャレンジについてお話いただきました。女性管理職比率向上だけでなく、障がい者雇用、LGBT、世代間ギャツプ等、今後日本の企業が経験するであろう一歩先の状況とその取組みについて共有いただきました。 また、D&I推進への取り組みを通して会社の経営に貢献し、ジェンダーギャップ指数の日本の順位101位を上げていこうと話されました。 ダイバーシティへの取り組みは自転車と同じ。 漕ぐのを止めるとそこで倒れるという言葉も印象的でした。

＜事例発表に対してのアンケートコメントを抜粋しました＞

• 今抱えている課題に対して大きなヒントを与えて頂きました。 数値目標、経営のコミット、女性の意識改革、健全な危機感の共有。どれも大きなテーマですが、明るい日本を作るためにチャレンジしたいと思います。
• クロスジェネレーションという新しい考え方や成長と平安は共存しないという考え方等、今後ダイバーシティを推進する上で参考になりました。
• 健全な危機意識を持つこと。当社でも討議してみたいテーマです。 変化を受け入れることへの抵抗がまだまだ強い風土ですが、お話にもありましたように活動をやめることなく続けていきます。 日本を変えるための一助になることを信じています。

＜次回の予定＞
2013年度のスケジュールが決まり次第ご案内いたします。